FEATURE特集

その一台でマルチな使い方を可能とする、”グラベルロード” のすすめ。


ジャイアントをはじめ各大手メーカーがここ数年で積極的にラインナップに加え、急速に知名度をあげた、「グラベルロード」、「アドベンチャーロード」といったカテゴリー。

ドロップハンドルに700cホイールというロードバイクの”如何に軽く、速く走るか?”という長所を持ちながら、モデルによってはクロスバイクやMTBのように30mm~50mmなどの太いタイヤの装着が可能。

舗装路における軽快な走行性能はもちろん、林道や砂利道へのアプローチ、またバイクパッキングやパニアバッグに荷物を積んでのツーリングなど、通常のロードバイクに比べ、その一台でよりワイドな使い方が出来るという理由に、昨今大変注目度が上がっております。

~~グラベルロード関連の当店BLOGはコチラ~~

当ショップでは、スタッフの使用するメインバイクの大半がシクロクロスを始めとしたそういった太いタイヤの装着が可能なロードであり、必然と長きに渡ってそういう車種をお客様におすすめしてきた背景がある中、更にユーザー様に提案したいラインナップの幅が増えた事は単純に興味深くあり、

またシクロクロスに似た規格/性質を持ちながらも、ファンライドや普段のサイクリングなどをメインとした使い方にとって、さらに適したカテゴリーが生まれた事は喜ばしいところであります。


”グラベルロードの説明 / WHAT’S GRAVEL ROAD?”

【はじめに】

「グラベルロード/GRAVELROAD」のグラベル/GRAVELとは砂利の意。所謂「砂利道でも走れるロード」ということでしょう。

国土の狭い日本国内では中々にイメージし難い事ではあるのですが、アメリカなど海外では何十キロ~と続く舗装されていない砂利道、ジープロードが続く道が多く存在し、アスファルト~そういった砂利道を含めた”ツーリング文化”が我々より更に身近にある背景があります。

スポーツサイクル創世記から始まるツーリングにおける今までの知識・経験に加え、剛性・軽量に伴う最先端のフレーム・パーツテクノロジーが落とし込まれた、ある種進化したツーリングカテゴリーといえましょうか。

個人的にはロードバイク、シクロクロス、MTB、クロスバイクと各ジャンルが細分化されつつある中、そのマルチな使い方を可能とする特性からスポーツサイクルの楽しみ方をもう一度原点回帰させたかのようなジャンルのように思えます。


【規格/機能性~使い方】

●長距離とスピードに適したドロップハンドルを採用。

●やや高めのハンドル位置で視界を保ちやすいアップライトなポジショニングが可能。

●アスファルト走行における軽快性を確保しつつ、ロードバイクより太目のタイヤを採用し、舗装路だけに問わず林道など荒れた道へのアプローチも可能。

●ホイールベースを広く、BBドロップを低くしたジオメトリーを採用し、車体がふらつき難い安定性、高速巡行性を併せ持ち、快適性高いフレーム設計。

●殆どのモデルが、雨天走行においても制動力が落ち難い、安定したストッピングパワーを持つディスクブレーキを採用。

⇒ロードバイクの加速性高い基本設計と、ワイドな幅のタイヤが装着/ふらつき難い車体安定性を併せ持ち、

ロードバイクのような軽快さを持ちながら、ツーリングバイクのような安定感とタフネスさを併せもつ、通勤・通学の街乗り~普段のサイクリング~1WEEKツーリング、林道へのアプローチまで、その一台であらゆるマルチな使い方に対応する ”万能型ロードバイク”

であります。


【シクロクロスとの違い】

太目のタイヤの装着可能なロードバイクといえばシクロクロスが思い浮かびますが、より普段使いに適している理由を紐解くにおいて重要になってくるのがジオメトリー。

上記ジオメトリーは、装着タイヤ幅がほぼ同じのグラベルロード(RLT9)とシクロクロス(BSB9)の二種をラインナップする数少ないブランド、NINERBIKESのもの。

比べてみればお分かりいただけるかと思いますが、

●チェーンステー長⇒RLT9:435mm BSB9:425mm

●BBドロップ⇒RLT9:75mm BSB9:68mm

●ヘッド角⇒RLT9:71.0 BSB9:71.5

*53㎝サイズで比較

と、シクロクロスよりグラベルロードのほうが、低重心な乗車を可能とし、長距離走行/安定性に優れた設計となっております。

現時点では、各メーカーによって装着可能なタイヤ幅や規格がまちまちでありますので、ドロップハンドルを採用している事とシクロクロスにも似たロードより太目のタイヤの装着が可能という事以外に、確実にコレという定義づけが出来ない実情がありますが、

◎低スピードからの加速性を重視したシクロクロス(あくまでもレースよりに作られた)よりも、巡行性、安定性、快適性といったツーリングに適した設計

にあるという事でしょう。また、

◎ツーリングに寄り過ぎずあくまでもロードバイクの軽快性を併せ持っている

という事が現時点で伺えます。


【グラベルロードの選び方】

前述にもありますが、各メーカーによってグラベル=砂利/林道というキーワードを提案している各モデルにおける規格は実にバラバラであります。

あくまでもグラベル=砂利/林道をも走れる走破性を持つ事は共通として、よりロードに近い特性を持つものはグラベルロード、よりタフな走りを可能とするもの(40c~50c程のタイヤ装着可能)はアドベンチャーロードなどと呼ばれる事もあります。

現時点でどのようなグラベルバイクを選ぶか?は、各モデルがもつ装着可能のタイヤ幅をチェックしましょう。

⇒30c程までのタイヤクリアランスであれば、ロードバイクに近い加速性を持ち、殆どが舗装路/アスファルトを軽快に走行する事をメインとした使い方で、時にはよく慣れた林道/砂利道までアプローチ。

⇒45c程までのタイヤクリアランスであれば、ロードバイクの特性である低速からの加速性能はほどほどに、沢山の荷物を積載した長距離ツーリングや、山岳トレイルライドにもアプローチ出来る更にワイドな使い方。

といったように、自身が使いたいロケーション/それに対する使用頻度・自身が思う重要度を照らし合わせる事が最適でしょう。


【当店オススメのグラベルバイク】

GT/ジーティ GRADE(グレード)シリーズ

大手ブランドの中では業界でもいち早くカーボンフレームモデル~アルミフレームモデル、コンポーネント別と、10万以下のモデルから大幅にラインナップした予算に応じたチョイスが可能。むしろドロップハンドル採用モデルはブランド内ラインナップ中GRADEシリーズのみとし、ブランドのグラベルロードに対する意気込みを感じます。装着可能最大タイヤ幅:35C

⇒GRADEに関する詳しい説明/インプレなど当店ブログはコチラ

JAMIS/ジェイミス RENEGADE(レネゲード)シリーズ

装着可能最大タイヤ幅:40Cをもち、荷物を積載し林道をふまえたアドベンチャーツーリングにもオススメ。ミドルグレードからは走りの軽快性と荷物の積載をスマートに行えるサイドにダボ穴を配置したテーパヘッド規格のフルカーボンフォークを採用。

⇒RENEGADEに関する 詳しい説明/インプレなど当店ブログはコチラ

FUJI/フジ JARI(ジャリ)シリーズ

非常に評価高いチタン配合の軽量アルミフレームにフルカーボンフォークを採用。軽い走行フィーリングを持ちつつ、装着可能最大タイヤ幅:45cとアドベンチャーライドにも適したタイヤクリアランスを持ちます。

⇒JARIに関する 詳しい説明/インプレなど当店ブログはコチラ

KONA/コナ WHEELHOUSE(ホイールハウス)

超高剛性スチール:REYNOLDS(レイノルズ)853使用フレームにテーパーヘッドフルカーボンフォークを採用。前後ともにフレームのねじれを抑制し、パワー伝達性を向上させる12mmスルーアクスル採用。アルテグラコンポ採用の上位グレードROADHOUSEもあり。

⇒WHEELHOUSEに関する 詳しい説明/インプレなど当店ブログはコチラ

NINER/ナイナー RLTシリーズ

上記ジオメトリーの説明でも登場した29ERMTBでも有名なナイナー発のグラベルロード。アルミ~クロモリ、カーボンフレームのラインナップを用意。

⇒RLT9に関する 詳しい説明/インプレなど当店ブログはコチラ(旧ブログ)

MERIDA/メリダ  RIDE DISC ADVENTURE シリーズ

設計~製造まで自社で行うハイコストパフォーマンスブランド、MERIDAのグラベルロードシリーズ。SRAM RIVAL1油圧ディスクブレーキ仕様をコンポーネントに採用し。タイヤクリアランスは最大32cまで確保。カーボンフレームモデルとアルミフレームモデルの二種を用意。

⇒RIDE DISC ADVENTUREに関する 詳しい説明/インプレなど当店ブログはコチラ

FELT/フェルト VR シリーズ

ブランドがもつエンデュランスモデル、”Zシリーズ”が大幅に変更。ハイスピードなトップレースとダウンヒルコースのようなオフロード以外のマルチなライディングに対応。35Cまでのタイヤクリアランスを確保。

⇒FELT VRに関する 詳しい説明/インプレなど当店ブログはコチラ(旧ブログ)

 

京都府京都市上京区高島町338-2
TEL 075-231-3598
月~土 10:00~21:00 / 日 12:00~21:00

お問い合わせ