これからは「リベラルロード / liberal road 」と呼んで良いのでは? ロードバイク=700Cホイール&タイヤの限りではなくなる時代が来ております。
2018.09.07 BLOG , eirin丸太町店 , グラベルロード , サイクルハテナ(eirin丸太町店別館) , タイヤ , ツーリングバイク【ロードバイク・シクロクロス・グラベル・クロスバイク 等 初心者の方もお任せください】
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「サイクルショップEIRIN丸太町店 & サイクルハテナ 」です。
何事もカテゴライズする事が決して正しいとは思いませんが~、最近はあれですね~~。
所謂太目のタイヤ+ディスクブレーキ+ドロップハンドルというカテゴリーにおいては、「GRAVEL ROAD(グラベルロード)」やら「GRAVEL GRINDER(グラベルグラインダー)」、「ALL DAY ROAD (オールデイロード)」やら「ADVENTURE ROAD(アドベンチャーロード)、なんなら「MULTI ROAD(マルチロード)」、「NEW ROAD(ニューロード)」などなどと、呼び名が乱立しており、まーごちゃごちゃして分かり難い。
我々ですらややこしいのですから、ユーザーさんは更にややこしいのではないでしょうかねー?
このジャンル、元よりドロップハンドル車にディスクブレーキ&太いタイヤってこと以外に、業界における未だ明確な定義づけがございませんので、結果ブランド・メーカーごとに使用されるワードに振り回されるしかないのでありますが~、
元より定義づけがないのであらば、この際いっそのこと!定義が無い事すら逆手にとって
「リベラル(自由な・自由主義)ロード」っていうカテゴリー名でまとめてくれやしませんかね~??
(先日、風呂に入りながら浮かびました。)
●ディスクブレーキの恩恵によるフレームクリアランスの拡大⇒タイヤ幅、ホイールサイズ(700C~650B)の自由化
●アスファルト面だけでなく、ダートコースや林道、砂利道など、ロードバイクが走れる道の自由化
●ロードバイク=ピチピチジャージ=速く走るべきというイメージからの脱却・自由化
などなどと、この『リベラル(自由)』って一言で大体かたがつきましょう~。
しかもちょっとロマンチックな響きすらありき。
もちろん我々のような小さい企業のいちスタッフが言ってるだけの戯言ですので、まず業界で定着する事はないと思いますが、割とコンセプトに合う気がしたので、備忘録としてここに記しておきます。(あわよくば皆さんもこぞって使用していただけると大変うれしく思います)
「650Bx47C(≒27.5x1.85inch)ロードプラスタイヤ」のがいよいよ本格的に参入
昨今のトレンド発祥といえば、アメリカのシーオッタークラシックという世界最大規模の自転車イベントや、NAHBSといったハンドメイドバイクショーだったりするのは、情報通にとってはご存知の通り。
そんなトレンドセッターの間でここ数年 話題・モノづくりの中心としてあるのが、実はフレームやコンポの進化ではなくWTBが提唱するRoad Plus規格をはじめとした「650Bx47C(≒27.5x1.85inch)のタイヤ」であったりします。
MTBの世界ではスタンダードであります650Bホイール径に47mm幅を持つこのタイヤ規格は、ホイール径自体は700cより小さくありながらも、47Cというそのタイヤの太さにより結果700 x 28cとほぼ同じ外径となり、走行抵抗&重量の増加を最低限に留め(29erホイールよりも軽い走行感)ながらも、700x28C程度では踏み込めない道⇒林道や荒れた道での走破性を高めるという、
ロードバイクをより自由(リベラル)なものにしてくれるとして、大きな役割を担ってくれているタイヤ規格。
当店取り扱いブランドのKONAやBREEZERなど大手ブランドながらも、他社よりも一歩時代の先を意識するブランドでは、2018年度からもう既にロードプラスタイヤ採用モデルをラインナップしておりますが、それを追いかけるかの如く他社も2019年度はロードプラスタイヤ採用完成車を大幅に増やしてきます。
ロードバイクの700x25Cのようにアルファルト面における抜群な軽やかさもなく、MTBの27.5/29 x 2.3~2.8インチ幅のようにトレイルを攻めれる規格でもない 実に一見中途半端に思えるこのタイヤ規格ですが、ところがどっこい。
その中途半端さからこそにあらゆるフィールドでバランスよく楽しましてくれます。
先日の乗鞍日クライムサイクリングはじめ実際試乗会などで我々も積極的にこの650Bロードプラスタイヤを使用/インプレしておりますが やはりその”快適性”は、700Cタイヤでは成し得ないものがあります。
勿論少しでも速く頂上までたどり着く!というヒルクライムにおける機能面では700x23~25Cタイヤの方に分があるかと思いますが、それ以外 平地や下りではむしろ650Bにメリットを感じる局面も多くありました。
もう既にシクロクロスバイク等700Cホイール完成車をお持ちの方は、650Bホイールを用意すれば同じバイクでもまるで違った乗り味が体感できます。ホイールを変えて気分によって乗り味を変えれるなんてとっても楽しいことですよね!
カーボンテクノロジーによる軽さと剛性の両立、ディスクブレーキにはじまるあらゆるテクノロジーの飛躍的な進化と同時に、ロードバイクの使用用途の多様化という流れは、今後ロードバイク=700Cホイールのみに限定されるという概念が無くなっていくかもしれませんね~。
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サイクルショップエイリン丸太町店は、京都でチェーン展開しているサイクルショップエイリングループのスポーツ車専門店です。
京都大学 同志社大学に通われる為の通学用 通勤用といった初心者向けのクロスバイクやロードバイクをはじめ、上級者向けのモデル~マニアックなイタリア製バイクやオーダーメイドなど、またそれにまつわるパーツやアパレルなどの取り扱いも積極的に行っております。
基本スポーツバイク関連商品の販売・修理を専門としていますが、一般車の修理もしっかり対応しています(eirin丸太町店でのみ対応)。
更に2018年3月からは既存店:eirin丸太町店のすぐ斜め向かいに“別館”として「サイクルハテナ」をNEWオープン!グラベルロードやツーリングバイク、それにまつわるアパレルやパーツ、バイクパッキングを始めとしたツーリング系アイテム、またキャンプグッズなど、今までの自転車屋の既成概念にとらわれることなくスタッフ自身が本音で良いと思えるアイテムをセレクト~販売もさせて頂いております。
eirin丸太町店&サイクルハテナでは、自転車に関する事なら分け隔てなく承り、お客様と共により良い自転車生活を送る事を信条として日々営業しております。
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