Panaracer GRAVELKING ZX|50C時代のグラベルレースタイヤ。ROVEとRENEGADEに装着してみた
2026.04.30 BLOG , eirin丸太町店 , JAMIS(ジェイミス) , KONA(コナ) , グラベルロード , サイクルハテナ(eirin丸太町店別館) , タイヤ
Panaracer GRAVELKING ZX|50C時代のグラベルレースタイヤ。ROVEとRENEGADEに装着してみた
グラベルタイヤの太さは、ここ数年で確実に変わってきています。
かつては38〜40Cが“速いグラベル”の定番でしたが、最近のグラベルレース文脈では45〜50Cクラスが一気に存在感を増してきました。
理由はシンプル。荒れた路面での安定感やトラクションだけでなく、「太いほうが実走で速い」という考え方が広がっているから。
低圧で使える太いタイヤは、路面追従性が高く、スリップロスが少なくなります。
快適性も高いし、何より実際速い。悪路を長距離、高速で走り抜けるレーサーたちによってそのことが実証されつつあります。
各社がラインナップを進めるこの45〜50Cクラス、国産ブランドの雄・PanaracerもGRAVELKING ZXという新作タイヤを投入してきました。
定番のGRAVELKINGシリーズに追加された太速タイヤ。
当店定番グラベルバイク、KONA ROVE STとJAMIS RENEGADE S3にはめてみました。
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– 目 次 –
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スペック詳細

Panaracer
GRAVELKING ZX
販売価格:¥6,930-税込
SPEC
- ビード:フォールディング
- サイズ:700×45C(45-622)/ 700×50C(50-622)
- カラー:ブラック / ブラック×ブラウンサイド
- 重量:45C(560g)/ 50C(640g)
- 推奨内圧:45C(MAX 400kPa)/ 50C(MAX 350kPa)
- 仕様:チューブレスレディ(チューブド使用可)
- 推奨シーラント:シールスマート EX
GRAVELKING ZXとは?

最新グラベルレース事情にフォーカスした太速タイヤ
センターは完全なスリック形状。
転がり抵抗を抑えつつ、サイドには特徴的なノブ配置を採用。
パターンの切り替わりが自然で、舗装路からグラベルへ入った時の接地感にも期待できそうです。

見た目としてもかなりレーシー。
いわゆる「グラベルタイヤ=ゴツゴツ」という印象とは少し違い、速さを感じるデザインです。
KONA ROVE ST & JAMIS RENEGADE S3、当店定番グラベルバイクにGRAVELKING ZXを装着!

実測49.4mm、太速タイヤとクロモリグラベルの相性は?
今回試したのは700×50C。
当店で定番人気のグラベルバイク、KONA ROVE STとJAMIS RENEGADE S3に装着してみました。
ちなみに内幅23mmのリムで、実測タイヤ幅は約49.4mmでした。

KONA ROVE ST × GRAVELKING ZX 50C
収まり良し!
「50Cってかなり太いのでは?」と思われるかもしれませんが、ROVE STには違和感がありません。
なんなら標準の700×40Cより、こちらのほうがこのバイクのキャラクターに合っているのでは?

マッドクリアランスも必要量を残せています。

今年度から新設計となったROVEのキャラクターと非常に相性のよい組み合わせ、ちょっとSUTRAっぽさすら感じます。
これなら遊びの範囲がグッと広がりそう。しかも転がりもいいときたら、もはや死角なし。

JAMIS RENEGADE S3 × GRAVELKING ZX 50C
ビッタビタ。
かなりタイトではありますがなんとか収まりました。
後輪の詰まり具合がピストバイク並み!

チェーンステー、シートチューブともにクリアランスは5mm程度。
泥詰まりやタイヤの変形など、状況次第ではフレームと干渉する可能性もありますが、このビタビタ感は気持ちいい。
万人におすすめはしませんが個人的には全然実用範囲。安全マージンとるなら45mmの方を。

フロントはまだ余裕あり。
元々低重心設計のRENEGADE、太タイヤで車高が上がってもキャラクターは破綻しないはず。
これはこれでアリな組み合わせ!
まとめ

KONA SUTRA、SALSA Fargo、BLACK MOUNTAIN CYCLES la cabraなどの29erタイヤを履くモンスタークロスも存在するわけですが、
グラベルレースバイクの太タイヤ化の流れはそれとはまた違う文脈。
前者がよりアグレッシブにダートを楽しむために、太くノブのあるタイヤを求めていくのに対し、
後者はスピードを求めた結果の太さ。
路面抵抗や重量など一見速さとは矛盾するようですが、結果が太タイヤの優位性を立証しています。
もちろんレースバイクだけじゃなく、ぼくたちホビーライダーにとってもこの優位性はありがたいもの。
林道でもっともっと安全に目いっぱい遊べるようになるはずだし、アプローチのオンロードでも、ZXのようなセンタースリックタイヤなら滑らかに進んでくれるはず。
そして、価格上昇が止まらない自転車パーツにおいて、良心的プライスと安心の品質を提供してくれるPanaracerの存在がとにかくありがたい。
クリアランスが許すバイクをお持ちなら、一度試してみてもよいのでは?
カドタ
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