【STAFF BIKE】BLACK MOUNTAIN CYCLES la cabra|トクナガがラカブラを選んだ理由
2026.03.27 BLACK MOUNTAIN CYCLES(ブラックマウンテンサイクルズ) , BLOG , eirin丸太町店 , MTB , グラベルロード , サイクルハテナ(eirin丸太町店別館) , ツーリングバイク
【STAFF BIKE】BLACK MOUNTAIN CYCLES la cabra|トクナガがラカブラを選んだ理由
こんにちは、丸太町店の徳永です。
入社してから一年、VILLAGE GREEN RIDEやハテナサイクリングを通して、お客さんや先輩方、走るフィールドからたくさんの土っぽい刺激を受けた一年でした。
そんな中、自分の中でのオフロードに対する欲もじわじわと高まってきていました。
そんな気持ちに応えるべく、BLACK MOUNTAIN CYCLES la Cabraをマイニューバイクとして組みました。
※Black Mountain Cyclesについての記事一覧はこちらから!
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– 目 次 –
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BLACK MOUNTAIN CYCLES la cabra V2 フレームセット スペック・価格等詳細

BLACK MOUNTAIN CYCLES
la cabra V2
販売価格¥198,000-(税込)
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SPEC
- ヘッド規格:1 1/8″ アヘッド
- シートポスト径:30.9mm
- フロントエンド幅:110mm × 15mmスルーアクスル
- リアエンド幅:148mm × 12mmスルーアクスル
- BB規格:JIS(73mm)
- ブレーキ台座:ディスクブレーキ対応
- ホイールサイズ:29×2.3″〜27.5×2.8″
- 素材:クロモリ
- カラー:Yellow Grey
なぜ、BLACK MOUNTAIN CYCLESのla Cabraなのか

BLACK MOUNTAIN CYCLES、Mike Varleyという人間への「信頼」
la cabraを選んだ一番の理由はBLACK MOUNTAIN CYCLESへの信頼です。
さらに言えばブラックマウンテンサイクルズのブランドオーナーであり、自転車店「Black Mountain Cycles」の店主、MIke Varleyさんへの信頼です。
なぜ信頼できると感じたのか。
普遍的で入手性の高いパーツ規格や、メンテナンス性の高く、メカニックフレンドリーな仕様の数々に触れました。
そうしていく中で、マイクさんきっとは良い“自転車屋さん”なんだろうと思わされたからです。

BLACK MOUNTAIN CYCLESの“使い潰すもの”ではなく“使い続けていくもの”という姿勢
特にそう思うようになったのは、店頭展示のオリジナル完成車でMONSTER CROSSを組んでいた時です。

例えば、トップチューブの三連アウター受けは、ブレーキが左右どちらでも綺麗に収まるようになっていたり、
ケーブルはすべて外装で、メンテナンス性の高い潔い作りになっています。
フレームカラーにはRALコードが載っていて、後々からの補修や塗装もしやすくなっていたり、
132.5mmロードエンドは「手持ちのハブを使ってみな?」「シングルでも組んでみな?」と言わんばかりの、メカニックらしく懐の深い仕様です。

そしてどのモデルも基本的には68mmのスレッドBB、OS(1-1/8インチ)のエクスターナルヘッドのいずれかが使われており、普遍的で無くならなさそうな仕様です。
あんまり派手さは無い所ですが、実際に使う人やと触る人のことや乗り続けられるかどうかまでちゃんと考えられているように思えます。
そんな“使い潰すもの”ではなく“使い続けていくもの”として設計されている感じが、ブラックマウンテンにはあって、そんな真摯な姿勢に信頼を感じました。
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ちなみに、マイクさんのピットは几帳面に整理されていてめっちゃ綺麗です(知ってる自転車屋さんで一番綺麗かもしれない)
ピットや工具を綺麗に使うメカニックには職業柄、純粋に信頼を置いてしまいます笑
グラベル“ロード”ではない“la cabra”という唯一無二の選択肢

求めるものはグラベル“ロード”ではなくオルタナティブな一台
もうひとつの理由としては、la cabraが「グラベル“ロード”ではなかったこと」です。
特にレーシーなグラベルバイクは、どうしても乗り味がロードバイクの延長だなと感じてしまう部分があります。
自分は2018年にロードから自転車に入って、今年で7年目。
その影響もあってか、どこかロードバイク的な乗り味に、既視感を覚えてしまったり。

もう少し違うベクトルのものに乗りたいと思っていた中、
ラカブラは、走破性の高いオフロードバイクでありながらクイックさも犠牲にしていないジオメトリー。
そんな求めていた塩梅の乗り味がこの自転車にはあるのでは…と思うようになっていました。
※la cabraについてはこちらのブログもどうぞ。
街中冒険探査車【BLACK MOUNTAIN CYCLES(ブラックマウンテンサイクルズ)】la cabra(ラカブラ)シングルスピード
超ワイルド、だけど俊敏。【BLACK MOUNTAIN CYCLES(ブラックマウンテンサイクルズ)】la cabra(ラカブラ)
テーマはオンもオフも気持ちよく走り切れるLa cabra
前置きが長くなりました!バイクチェックです!
今回のテーマはオンもオフも気持ちよく走り切れるLa cabra。
広いギアレンジを実現するためにひとひねりしたドライブ周り

まずドライブ周り。
オンロードに向けてできるだけ大きいチェーンリングを使いたいと思っていました。
しかし最大 29″ x 2.3″のクリアランス確保の為にチェーンステーが潰されています。Non-BOOSTクランクでは最大34tと流石に少し軽めな構成です。
でもどうやら「La Cabra Tech Info」を翻訳に掛けてにらめっこしていると、フロントダブルでは38tまで使えるみたい。やったー!
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DEORE M510のトリプルクランクにHOPE104PCDの38t ナローワイド
余ったインナーリングには林道探索での急勾配用にエマージェンシー的なディングルギア(手で掛け替える手動変速タイプ)を入れてみました。Wolf Toothの64PCDリングの28t
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フロントダブルでギア比をカバー出来るようになったので、スプロケットも11-36tと大きくなりすぎず、重量や視覚的なバランスも気に入ってます◎
カチッとした走行感を演出する足回り

足回りは、 29″ x 2.2″タイヤと硬めのホイールの組み合わせ。
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もともとレーシーなグラベルバイク組むために用意していた、リムはHED Belgium。
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ハブは108ノッチと小気味良いHOPE Pro5。
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タイヤはContinental RACE KING 29×2.2″。

スポークSAPIM STRONGと少し太めなスポークで踏み心地はガッチリと組んでみました。
登りでも掛かりも良くくて、見た目もさっぱり。
音も含めて気持ちいい仕上がりです。
ひねりを加えつつ自然な収まりのコクピット
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ハンドルはあえて広げすぎず、440mmのNITTO B177。広い方が安定するとは思いつつも、自分の中で体幹が一番使いやすいのはプランクする姿勢だという持論があるので、このサイズにしました。
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結果として上体が使いやすく、フレームの直線的なラインに対して、丸ハンドルの綺麗な曲線のシルエットも気に入っています。
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ヘッドパーツはせっかくなので長く使えるしっかりしたものを。
CANECREEK 110 headset。名前の110は110年保証のです。
丸みのあるシルエットがフレームとよく似合っていて最高です。
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今回初めてSHIMANOのフラットペダルも使ってみました。自転車屋なら普段からも圧倒的に触る機会が多いシマノ製品。
この触り慣れている安心感と、動作やメンテナンス性での確実性。
自分の自転車には天邪鬼な気持ちがあって、あんまり使ってなかったりしたけど「あ〜、今ちゃんとSHIMANO使ってるな」という気分も含めて気持ちが良いです。
Y2K的ニュービンテージ中心のコンポーネント

全体としては、ブラックマウンテンらしさを残しつつ、今の自分のやりたい気分から選んだパーツ構成。
現役からずっと使い続けていたパーツやオールドパーツがよく似合うブラックマウンテンの自転車
今回は2000〜2010年あたりの年代を意識して組んでみました。
ヴィンテージ系やOLD MTBの主流は80〜90年代な中、世代的にも気分的にももう少し進めた時代でそれをやってみたいな〜という気持ちがあったのでそんな組み方です。Y2Kファッションの発想みたいな!?
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レバーは5700の頃の105(2010)
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ディレイラーはM615のDEORE (2013)
これをWOLF TOOTH Tanpanを入れてで引き量を変えながら引っ張ってみる形で動かしてます。
ワイドスプロケット化した往年のシクロクロスみたいで憧れていたので、やってみたかったスタイルです。
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ブレーキは現代のもの、当店定番のEQUALの機械式キャリパー。
この絶妙なグレーの色味と効きへの信頼、再調整の行いやすさが決め手で選びました。
まとめ:組み上がった感想と、膨らんだやりたいこと

ルックスも乗り味も狙い通り
いろいろやりたいことを詰め込んで組んだ一台ですが、完成してみるとパット見た印象はさっぱりとシンプルな仕上がりになりました。
性格的にも派手になり過ぎないこのぐらいが、構えずになんでもない気持ちで楽しみながら乗れるような気がします。

乗り味は狙い通り、マッシブでガッシリ進むタイプ。
特にダンシングで登っているときの感触がかなり気持ちよくて、山科や沢池のハテナサイクリングでもかなり高調子でした。

その分、下りはまだまだ練習中です。
トレイルでのライドテクニックはこれからもう少し上手くなりたいところです。

見える世界を変えてくれる一台
そしてバイクに乗るようになって、地図の見え方が少し変わりました。
「あの池ってどんな場所なんだろう」とか、
「この道ってどう繋がってるんだろう」とか。
走れるフィールドは増えて行動範囲が広がった事はもちろんですが、
やりたいことや遊び方に少し影響を与えてくれている感じがありました。
そういう意味でも、このBLACK MOUNTAIN CYCLES la Cabraは良い自転車との出会いだったなと思います。

店頭にあるタイミングであればお乗りいただくことも出来ますので、ぜひお気軽にお声掛けください。
それでは。
トクナガ
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