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【 GROWN BIKE / グロウンバイク 】HEY JOE (ヘイジョー)を フラットバー グラベル コミューター 仕様で完成車にさせて頂きました!

2023.09.19 BLOG , eirin丸太町店 , GROWN BIKE (グロウンバイク) , MTB , RawLow Mountain Works(ロウロウ マウンテンワークス) , グラベルロード , クロスバイク , サイクルハテナ(eirin丸太町店別館) , ツーリングバイク , フレーム

GROWNBIKES

数々の名作アウトドアバッグを展開する「RawLow Mountain Works(ロウロウ マウンテンワークス)」のリョウタロウ氏と

京都発ハンドメイド自転車工房「E.B.S」がタッグを組んだ 日本発のブランドです。

「GROWN BIKE」に関するブログ一覧はコチラ

国内ハンドメイドで製造されるフレームセットや、充実したコストパフォーマンスありつつも非常に美しい佇まいのミニベロやキッズバイク、オリジナルパーツなど。

自転車に対する深い造詣に加え、アウトドア~ファッションなど その外すらをも見渡す高いアンテナ感度から生まれる各アイテムには

国内外問わず大手ブランドとは勿論、マニアックな海外ブランドとも一味違う、(ちょっと代わりが見つからない)

独自のセンスがキラリと光るオンリーワンな価値を感じます。

今回紹介するブランドのアイコン的存在「HEY JOE」は、

HEYJOEの詳しい説明はコチラのブログをチェック

世界中の感度高いサイクリストから高い評価を得るアメリカンハンドメイドブランドのような雰囲気ありつつも

ただの模倣に終わらず、そこを深く紐解き、その使用フィールド背景含め ”日本人らしさ”を忘れずに、作り込む高いセンスと国内ハンドメイドによる確かな技術を用意。

正に「~自分達が欲しいモノを作る~JAPAN ガレージブランド然」としたブランド「GROWN BIKE」ならではの一台です。

-目次-
・モデル、価格、サイズについて
・HEY JOE (ヘイジョー)フレームセット詳細説明
・完成車 制作例
・まとめ

モデル、価格、サイズ、ジオメトリーなどについて

【 GROWN BIKE / グロウンバイク 】HEY JOE (ヘイジョー)フレームセット

販売価格:¥138,000(税別)/ ¥151,800(税込)

~オフィシャルオンラインストア~

◇本モデルは完成車ではございません。フレーム&フォークセットでの販売となります。

◇トップチューブの形状が2種類(ストレートorラウンド)あります。

「サイズ(シートチューブ(C-T)」

・ストレートver : S/460mm、M/485mm、L/520mm

・ラウンドver : S/405mm、M/430mm、L/465mm

「主な仕様」

フレーム素材 : クロモリ(Kaisei 022)
ヘッドパーツ : 1-1/8
ボトムブラケット : JIS
シートクランプ : 31.8mm
シートポスト: 27.2mm
ブレーキ:フラットマウント
最大タイヤクリアランス : 27.5×2.3
O.L.D : フロント100x15mm リア142x12mm
FD取付 : 28.6mm
センタースタンド台座

~HEY JOE 関連ブログ はコチラ~


「ジオメトリー」

各サイズにおける適応身長においては、どのようなパーツの構成、どのような乗り方を希望するか?によって変わりますので、ご相談下さいませ。

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HEY JOE (ヘイジョー)フレームセット詳細説明

1970年代MTBの源流を創り出したJOE BREEZE (BREEZER BIKES)へのリスペクトと、あのJimi Hendrixのデビュー曲「HEY JOE」のリズムとバイクペダリングの親和性。

そのダブルミーニングから名づけられた「HEY JOE」

フレームの製作は京都に工房を構えるE.B.Sにてハンドメイドで製作され、パイプには国内で唯一ハイエンド自転車向けパイプを生産している福島県のKAISEI社製によるダブルバテッドチューブのスタンダード、丈夫さと軽量性のバランスに秀でる事で良質なオーダーメイドツーリングバイクに採用され続ける「022」が採用。

そして そのパイプを彩るのは、まさにヘビーデューティ然とした雰囲気が男心をくすぐる

通常の自転車では塗装で隠れてしまう 溶接痕など手仕事や素材の質感そのものが表現された「パーカーRAWフィニッシュ」仕上げ

素材にそのままクリアコートをかける通常のRAWフィニッシュとも一味違う、この無垢の金属色(もっと薄いシルバー色になります)よりも濃く黒ずんだ絶妙な色味の「パーカーRAWフィニッシュ」。

実はクリアコート前に素材の表面にリン酸塩で表面を酸化させた “防錆処理”を施したもの。

味のあるパイプ同士を接続する溶接部/ロウの鈍金色はそのままに、外部からの ”錆”に強く(勿論防錆されている面よりも深くキズがいけば錆びるのですが)、

使えば使う程に否応なく生まれるキズはもはや”味わい”に。

本モデル:HEYJOEの格好良さの大きなポイント⇒クロモリ素材の有機的な素材感と重厚感が更に感じられる スペシャルな仕上げとなります。

本モデルの最大タイヤクリアランスはMTB 27.5×2.3インチで設計していますが、ホイールを高速順行性を重視した 700Cにして組み上げたり、ドロップハンドル仕様でのアドベンチャー/ツーリング~グラベルバイク/クロスバイクのように組み上げたり。

乗り手がしたいように様々な用途に組み上げてどこにでも連れて行ってくれる、まさに現代的解釈「ATB / オールテラインバイク」と呼ぶにふさわしく、

スポーツサイクル。スピードにとらわれず、セオリーに縛られず、「楽しむ事」にこそ その本質あり。そんなスポーツサイクルの原点回帰、初めてスポーツ自転車に乗った時の初期衝動を感じさせてくれる一台です。

~HEY JOE 過去の作例 はコチラ~


HEY JOE 完成車制作例

「主なスペック」

ディレーラー:SHIMANO GRX LIMITED 1x11SPEED

ヘッドパーツ:VELO ORANGE Threadless Headset Mirror Finish

ブレーキレバー:DIACOMPE SS-6

ブレーキキャリパー:GROWTAC EQUAL

クランク:FORMOSA 36T

ホイール:VELO ORANGE Disk Hub + Voyager Rim 700C

タイヤ:SIMWORKS by PANARACER Homage  700x43C

ステム:SIMWORKS by NITTO Rhonda

ハンドル:SIMWORKS by NITTO FUN.3 BAR

シートポスト:SIMWORKS by NITTO Beatnik

ペダル:SIMWORKS by NITTO BUBBLY

今回は、HEY JOEフレームの武骨&ヘビーデューティなイメージに合わせ、クラシカルで金属の有機的な味わいがより感じれるシルバーパーツを基調に。

シンプルな操作性が嬉しい、フロント1速、リア11速の変速システム(リアディレーラー:GRX LIMITED。クランク:FORMOSA)に、

オンロードの快適性~グラベル(砂利)ライドも柔軟にこなしてくれるセミスリックタイヤ「PANARACER by SIMWORKS Homage  700x43C」

そして、アップ&バックと湾曲した独特の形状がとても個性的⇒どの位置を握っても妙に手に馴染む絶妙な設計を持ち、楽ちんな姿勢で乗車できるATB フラットバー「PANARACER by SIMWORKSFUN.3 BAR」

ホイールには、VELOORANGE製 ディスクハブ+リムを手組で用意。

MTBのように山道を攻めるのを優先というよりは、全国殆どの道が舗装されている日本のフィールドを考慮に、時には林道や農道走ったり、荷物を積んでプチトリップに出かけたり、勿論街中で使ったりと、アウトドアアクティビティのみならず、日常にもしっかり寄り添ってくれるような仕様で構成させていただきました。

また全てシルバーパーツで用意するのではなく、車体全体でみたときに間延びしないよう チェーンリングやグリップーなど一部ブラックパーツを用意し、よりシルバーの美しさが引き立つように構成しているのもポイントです。

  • フレームそのもにセンタースタンド台座が用意されているHEY JOE。センタースタンド台座のないフレームにセンタースタンドを取り付け使用していると、否応が無く取り付けボルトが緩みスタンドがグラつく事もありますが、HEYJOEは台座有りで安心。スタンドにはアーム全て金属製を用意するクラシカルなESGE製を用意。

  • リアディレーラーには、GRX LIMITED シルバーポリッシュを。日本では国内ハンドメイドビルダー&限られたショップ 合計21社のみでの取り扱い&個数限定での販売展開される本パーツですが、まだほんの少しだけ在庫ございますので、是非お早めに!

  • ブレーキには、世界中のバイクギークから非常に高い評価を受けているジャパンブランドEQUAL メカニカルディスクブレーキ。美しいアルミ削り出しボディーに洗練されたミニマルなデザイン。制動力も非常に高く油圧ディスクブレーキに比べメンテナンス性&セッティングの容易さも魅力です。

  • リムは、VELOORANGEのVOYGERを。ポリッシュの美しい仕上げと角ばったクラシカルなデザイン。レトロな雰囲気ながらもチューブレスレディに対応します◎

  • ハブにはリム同様、VELOORANGE製 DISC HUBをチョイス。HEY JOEのフレームはフロント15x100mm&リア12x142mm スルーアクスル規格が採用。本ハブには各規格に合わせた変換アダプター(フロント:スルーアクスル 12mm/15mm)&QR、リア:スルーアクスル 12mm&QR )が標準で用意。別途買い足す必要もありません。

  • ペダルには、SIMWORKS by MKS(三ケ島) のBUBBLY PEDAL を。何よりも個性溢れる多数のバブリー?ホールがあしらわれた本ペダル。MKS史上最大級サイズの踏面を持ち、圧倒的な安定感を提供します。また凹形状にカーブした踏面が足裏のポジションを常に快適な位置へフィットさせ、長距離ライドのストレスを低減し、ベアリングによる支持を3箇所に増やした構造で、とても軽やかに回転します。


まとめ

「長く付き合える一台を」~良い自転車~の一つのテーマとして、よく求められ、そして提案させて頂く事がよくございますが、本バイクはまさにソレ。

それはクロモリフレームの強靭な素材やチョイスするパーツといった仕様の面、また飽きが来ないようなデザインの面もありますが、

どういったブランドのバイクに乗るか?も重要なポイントかもしれません。

本モデルはGROWNという日本のスモールブランド。決して数多くのメディアに大きく取り上げられるようなブランドではございませんが、フレームは国内京都で溶接され、企画~製造まで作り手が我々と同じく日本で生活し自転車をリアルに楽しんでいる人達。

軽さや速さ、またはコスパなど、様々な優劣で良し悪しを語られがちなスポーツ自転車ですが

そんな自身の近しいところから生まれた「地の物」を使い生活するというのも、

時代の移ろいや周りに左右されず、その一台と長く付き合っていける大きな要素なんじゃないかな?なんて思います。

そんなGROWNBIKES HEY JOE。

見た目も仕様も、そしてそのブランドがもつ背景も。シンプルにすごくカッコイイ!

今なら各サイズ&各フレーム形状(ストレートver/ラウンドver)在庫ございます。

フレーム単体での販売は勿論、完成車へのご用命も大歓迎!是非ご相談下さいませ!




 

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京都市河原町丸太町交差点の南西角に位置する【サイクルショップエイリン丸太町店】とその交差点斜め向かいの別館【サイクルハテナ】は、中古スポーツ自転車をはじめ、通学用 通勤用といった初心者向けのクロスバイクやロードバイクは勿論、グラベルロードやシクロクロス、それに伴うカスタムパーツをはじめ、バイクパッキングアイテムといったツーリング・キャンプサイクリングに便利なアウトドアギアも専門的に取り扱っております。
今までのサイクルショップの既成概念にとらわれることなく、スタッフ自身がいちユーザーとして本音で良いと思えるアイテムをセレクトし、”自転車を楽しむ”事をモットーに日々営業させて頂いております。 (主要取扱ブランド:ジャイアント・パナソニックオーダー・コナ・ブリーザー・ロイヤルノートン・フジ・ビアンキ・ジオス・ジェイミス・フェルト・GT・マージ・アラン・ブルーノ・ローローマウンテンワークス・ブルックス・ブルーラグ・シムワークス・ベロオレンジ・アピデュラ・リンタマン・ジロ etc)