ディープな自転車屋にやたらと愛される、アルミ・シングル対応の謎グラベル【SALSA】Stormchaser
2026.02.26 BLOG , eirin丸太町店 , SALSA , グラベルロード , サイクルハテナ(eirin丸太町店別館)
ディープな自転車屋に愛される自転車
よくよく考えてみれば、当店の周りの自転車屋さん、やたらとStormchaserに乗ってる人が多いんです。
レーシーなアルミフレームにシングルスピード(多段もOK)。
あまり類例のない謎構成、わかりやすい自転車ではないにもかかわらず、酸いも甘いも知り尽くした業界人からここまで支持を集めることに驚き。
実戦的な走りに定評あるSALSAですし、ただ奇をてらっただけのバイクということはありえません。
こだわりの強い自転車屋たちを魅了する、その理由に迫ります。
※SALSAのバイク一覧はこちらから
【SALSA CYCLES】Stormchaser
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STORMCHASER(Frame Fork)

SALSA CYCLES
STORMCHASER(Frame Fork)
販売価格 ¥220,000(税込)
- フレーム:Stormchaser Aluminum
- フォーク:Stormchaser Carbon
- カラー:Black
- サイズ展開:49 / 52.5 / 54.5 / 56 / 57.5 / 59 / 61 cm
- ホイール互換:700C / 650B
- タイヤクリアランス:最大700×50C(フェンダー装着時47C)
- ブレーキ:フラットマウントディスク(前160mm/後140〜160mm)
- BB規格:BSA 73mmスレッド
- シートポスト径:27.2mm(クランプ径32.0mm)
- スルーアクスル:前12×100mm/後12×142mm
- 重量:約2.6kg(56cm/フォーク・アクスル含む)
- マウント類:ボトル×2〜3/トップチューブ/フォーク3連/ラック/フェンダー
Stormchaserとは?

まずはStormchaserとはなんなのかというところからおさらい。
もともとアメリカのTHE MID SOUTHというグラベルレースを想定して設計された本モデル。
粘土質の路面、まとわりつく泥で変速機がもげて走行不能になるというトラブルが続出。
ならば最初からディレーラーハンガーをなくしてしまえ、という逆転の発想から生まれました。

奇をてらったわけではなくちゃんと実戦を想定して作られているのがSALSAらしいところ。
元々ラインナップされていた同社のグラベルレーサーWarbirdをベースに、スライダー式のリアエンドを装備することでシングル化を実現。
ただし、フレームセットにはハンガー付きリアエンドも付属していますので、多段化も可能となっています。
ディープな自転車屋さんを魅了する名車

趣味性の高いクロモリでもなく、ラグジュアリーなルックスを持つわけでもい、なのになぜか自転車屋から愛されるStormchaser。
当店副店長高田さんのMUDURO出場を支えたバイクでもあります。

京都でMTBショップといえば、まず名の挙がるTOM’S CRAFT。店長の北島さんもStormchaser愛用者。
何台持ってるのかわからないくらい自転車まみれのスーパーバイクギーク。
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毎朝のように「パトロール」と題して走り込みを続けるタフなサイクリストでもあります。
オンロード&グラベルパートのお供としてStormchaserが駆り出される頻度はかなり高い模様。
たまのシクロクロスにもStormchaser、うっかり表彰台に乗ってしまったり。

もうひとり、自転車と山道具 DELTA 店長べーやんさんの愛機もやっぱりStormchaser。
ハイク・ランも織り交ぜつつ、ちゃんと美学と趣味性のあるスタイルを提案する方が、あえてクロモリではなくアルミバイクをメインに乗っているというのは特筆すべきこと。

自転車屋の中でも特段濃い、そうそうたるメンツがこぞってStormchaserを選ぶ。
ここにはちゃんと訳があるのです。
アルミだからこそできること、SALSAだからこそできること

レーサーではないバイクギークからすると色気がないとされがちなアルミバイク。
なのにStormchaserにはグッと来てしまうポイントがあるのです。

まずこちら、シングルスピード化を実現するスライダーエンド。
よく見かける簡素なプレート物ではなく完全に専用設計の非常に精密なギミックとなっています。
これはだいぶセクシーポイント。

そしてチェーンステー。
こちらもクロモリでは絶対実現できない複雑な形状。
BB付近はボックス形状の縦扁平、ボリュームを持たせ踏力をしっかり受け止める造り。
中心付近からエンドに向かってはがっつり横扁平、積極的にしなり路面追従性と快適性を生み出します。
先述のスライダーエンド機構とのつながりもスムーズでわくわくする造形。
他社ブランドがようやく追随しつつある700x50mmのワイドタイヤクリアランスも以前から当たり前のように備えています。

そしてこちら、シートステー。
SALSA独自のCLASS 5 VRSシステムという振動吸収性に優れた造形。
アルミなのにスラっと極細、弓なりに弧を描く美しいライン。
しかもブリッジレス。
握りこめばたわむくらいしなやかに作られています。

こういった細部の作りこみは実際のライドフィールにもしっかり影響。
リアタイヤが跳ねずにしっかり路面をとらえる路面追従性、硬いといわれがちなアルミのイメージを覆す快適性。
上質なクロモリバイクのような“しなり”がありつつも、軽やかさ、反応性はアルミバイク。
ひと漕ぎごとに気持ちよくのびやかに進んでいきます。

持ってみてもちゃんと軽くてうれしくなります。
どうしても重量がかさみがちなグラベルバイク。
いろんなギミックを盛り込もうとすると、複雑な造形を不得手とするクロモリではただひたすら鈍重なバイクにしあがってしまいがち。
あえてクロモリではなくアルミを選ぶことで、肝心の“走り”をしっかり大事にしつつ、SALSAゆえのスパイスも忘れない。
そんなスタンスこそがStormcahserの魅力。

「SALSAのバイクには魔法がかかっている」と、よく言われる通りのすばらしい乗り味。
開発力のある大手ブランドのバイクももちろん良いんですが、結局使い捨ての機材的であり、賞味期限はそんなに長くない気がします。
このブランドが長年にわたって取り組んできたRIDE&SMILEな遊び方から導き出されたバイクは、飽きることなく普遍的な価値を持ちます。
たとえロゴが変わろうとも、クロモリではなくアルミで作られていようとも、よりよく遊ぶため全力を尽くすそのスタンスは不変。
わかりやすくキャッチーではありませんが、非常にSALSAらしいと言えます。
違いの分かる自転車屋に愛されるのはきっとそんな部分なのでしょう。
まとめ
・心くすぐられるシングル化のマニアックなギミック
・クロモリでは実現できない軽量性と作りこみ
・実用面と走りを大事にしつつ、機材的ではなく趣味性の高い“遊び道具”感
これらの要素をSALSAらしいスパイスを振りかけつつグツグツ煮込んだ末の一本。
こだわり強め・一癖ありと自覚のある方は、クロモリだけじゃなくStormchaserという選択肢も考慮に入れて頂ければ幸いです。
text: カドタ
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