スタッフ角田です。

「小径車でロードバイクをカモる」、少年の心をときめかせるミニベロロードというコンセプト。

そんなロマンを手ごろな値段で叶えててくれるFUJI HELION Rという貴重な選択肢をご紹介。

ホリゾンタルのスチールロードをそのままぎゅっとミニチュア化したようなカッコカワイイ雰囲気は普段使いにもちょうどいい。

オールブラックパーツを組み合わせたことで精悍な面構えになっているのもいいバランス。

ただし、小さくてもその走行性能はホンモノ、中身はちゃんと「ロードバイク」してます。

●SHIMANO CRALIS 2x8sコンポ採用、STIレバーにより手元変速OK
●深い前傾姿勢がとれ、高速走行に対応
●20インチでもより走行性能に優れる大径451ホイールを採用

しっかり速い、だけど取り回しもしやすいサイズ感。京都の街とは非常に相性がよい一台です。

【FUJI / フジ 2025モデル】HELION R (ヘリオンR)

-目次-
・モデル、価格、サイズについて
・クラシックなクロモリフレームはカスタムベースにもってこい
・まとめ

年式　モデル名など

FUJI
【2025年モデル】HELION R

通常価格¥115,500  　販売価格¥103,950 （税込）

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スペック表

フレームジオメトリー

最小サイズでもしっかりホリゾンタル！だけど中身は本格派。

みんな大好きホリゾンタル。トップチューブが地面と平行になった端正なルックスはだれがみても「いいな」と思える普遍的美的感覚。

だけど実は日本人サイズだとスローピングスタイルになってしまいがち。

HELIONなら写真の最小サイズ44でもしっかりホリゾンタル、160cmアンダーの低身長の方にとっては救世主的存在。

もちろんタイヤはちっちゃいけどホリゾンタル以外ではやっぱりこの雰囲気は出ないもの。

個人的にはストレートフォーク仕様なのもツボ。

変にクラシックに寄せ過ぎるのではなく、ブラックパーツと相まってピリッとしまったイメージ。

普段着を邪魔しないちょうどいい塩梅に仕上げられています。

そして中身はしっかりロードバイク。

シマノのロードコンポシリーズでは末弟とはいえ、しっかり手元変速を叶え、変速動作にも不満の無いCRALIS 2ｘ8コンポ。

ハンドル位置も比較的低く、風の抵抗を避けながらビュンビュン飛ばすことも出来ます。

とはいえ小径車、700Cの大径ホイールに比べれば速度維持は苦手。

ただHELIONに採用されるのは20インチの中でもひとまわり大きめの451規格。

406規格よりもスピード域は高く、街中の移動で不足を感じることはないでしょう。

クランクがSUGINO製なのもやっぱりうれしい。

性能差を感じられるほどのグレードではありませんが、シンプルなルックスとアームに刻まれたsuginoロゴ、愛されポイントとしては十分。

まとめ

路地の多い京都では小回りの利く小径車が活躍します。

それに加え車の多い大通りに出てもロードバイクなみの快速性能を発揮できるHELION R。

これもまた京都的最適解バイクのひとつである気がします。

●クロモリフレーム＆フォークにブラックパーツを組み合わせた端正なルックス
●最小サイズでもしっかりホリゾンタル、見た目だけじゃなく中身はしっかりロードバイク。
●SHIMANO CRALIS 2x8sコンポ採用、STIレバーにより手元変速OK
●深い前傾姿勢がとれ、高速走行に対応
●20インチでもより走行性能に優れる大径451ホイールを採用

ルックス、性能、サイズ感、そして価格。

市場全体見渡しても非常にバランスのいい一台だと感じています。