スタッフ角田です。

ずっと定番でラインナップされ続けるFUJI BALLAD。2025年カラーのラベンダーが可愛かったので、ちょこちょこっとカスタムしてみました。

ホリゾンタル基調（上の写真の最小サイズ・43はかなりスローピングしていますが）のクロモリフレームに、シンプルなフラットバーを備えたBALLAD。

ポリッシュリムやスキンサイドタイヤ、肩ラグがあしらわれたベンドフォークにクイルステム…ヴィンテージロードを思わせる美しいディテール。

低身長から高身長まで幅広く対応する豊富なサイズ展開もFUJIらしい魅力。

純正アッセンブルのままでも街中をさらっと流すバイクとしてこの上ない一台、ですが、カスタムベースとしてもっともっと評価されていい気がするんです。

ダブルレバー台座も備えているのでハンドル・シフターも選び放題、シンプルゆえにどんなカスタムも受け入れてくれます。

ひと手間加えるだけで自分らしい一台に化けるBALLAD、新しいオーナーのナイスアイディア募集中です。

【FUJI / フジ 2025モデル】BALLAD (バラッド)

-目次-
・モデル、価格、サイズについて
・クラシックなクロモリフレームはカスタムベースにもってこい
・まとめ

年式　モデル名など

FUJI
【2025年モデル】BALLAD

通常価格¥91,300  　販売価格¥82,170 （税込）

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• SPEC

  • フレーム素材：クロモリ（バテッドチューブ）
  • ハンドルバー：フラットバー
  • ホイール：ポリッシュローハイトリム＋スキンサイドタイヤ
  • カラー：Lavender、Black、Navy
  • サイズ（適応身長目安）：43 (158-165cm)、49 (163-170cm)、52 (168-175cm)、54 (173-180cm)、56 (178-185cm)

スペック表

フレームジオメトリー

クラシックなクロモリフレームはカスタムベースにもってこい

富士山マークのヘッドバッジが可愛いFUJI BALLAD。

元々は日本にルーツのあるブランドですが、現在はアメリカンブランド、でもこのBALLADを含む日本独自のラインナップも豊富、と若干ややこしい。

「スポーツバイク」という括りを飛び越えて、日々の暮らしの中で「ちょうどいい」、「気持ちいい」そんな佇まいのライフスタイルラインを真面目に作ってくれているのはFUJI JAPANならでは。

兄弟モデルBALLAD Rとフレーム共通のこちら無印BALLAD。

1″スレッドヘッドにベンドフォーク、ホリゾンタル基調のクロモリフレーム。

BALLAD RではWレバー仕様のドロップハンドルとビンテージロードそのもののスタイルですが、無印BALLADはシンプルなフラットハンドルにトリガーシフターを備えたフラットバーロード仕様。

扱いやすく、軽快でしなやか、街中を流すのにうってつけの一台。

フロント変速なしの1×8仕様というのも潔くて素敵。

チェーンリングガードもついているのでズボンの裾も巻き込まれにくくなっています。

初心者にも安心操作の手元変速トリガーシフター仕様。

ただし、ダブルレバー台座はそのまましっかり備えています。

これが今後のカスタムを広げるポイント。

メーカーサイト掲載のカスタム例のようにWレバー仕様にすればハンドル周りがよりすっきり。

プロムナードハンドルはグリップ部分の長さが短いものが多く、シフターを取り付けるスペースが無かったりするんですが、そういう場合もシフターをここに移植できます。

ローハイトのポリッシュリム、キレイですね。

標準タイヤは28C表記ですが実測26mm程度とやや細めなので、ちょっと太くするとより扱いやすい仕様に出来そうです。

ちなみに前述のメーカーカスタムでは700ｘ32CのPanaracer CG CXタイヤを入れている模様。

32Cクラスは正直ちょっとギリギリのクリアランスですが、CG CXは実測31mm程度なのでセーフ。

同パターンのFairweather for CXタイヤとかもいけるかも、お手頃かつ可愛いカラーが揃ってます。

158cm～乗車可能な最小サイズ43、ラベンダーカラーをベースに色々いじってみました。

テーマとかいうのなんか恥ずかしいけど一応。「地雷系甘辛」です。

ハンドル周りは以下の通り。チョコバーで甘く、デスグリップで辛く。

ステム：NITTO / UI2

ハンドルバー：NITTO / B357 Choco Bar

ブレーキレバー：DIA-COMPE / SS-6

グリップ：DMR / DEATH GRIP 2

サドル：SELLE ANATOMICA / H1 Leather Saddle

おぢにもらったエル●スの鞄的ポジション。

フロントラック：ADEPT / TRUSS PORTER RACK（HAMMER BLACK）

叩かれ傷つけられて強くなった証、ハンマートーン。

どピンクのブレーキワイヤー、仮組で固定してなくて左がアウター受けから外れているのは内緒です。

写真を撮るの忘れましたが、厚底対応、広い踏み面のLAMBDAペダルも装備。

なんだかんだトータルで結構気に入っています。

まとめ

そのままで乗ってもいいバイクですが、せっかくならぜひカスタムも楽しんでいただければ。

フレームから組み上げていくとかなり予算がかかってしまうカスタムバイクですが、BALLADのような良質なベース車両があれば手の届く価格で自分だけの一台が作れるはずです。