当店オリジナルグラベルバイク～Original Gravel Bike～【 MAJOR TOM / メジャートム】を “MICROSHIFT SWORD コンポーネント 1x10SPEED”で完成車にさせて頂きました。

いつも僕達に刺激を＆ワクワクを与えてくれる欧米のカッコイイ自転車文化、そしてその思考宿る数々の優秀なギア。

だけど、それの単なる受け売り＆憧れだけってのもモノタリナイ＆ツマラナイ。

だって、この土地で暮らす自分たちには自分たちなりの自転車生活があり、そのリアルな生活からこそ生まれる思考だってありますもんね！

モノゴトってそうやって海を越えたり色んな人の思考が行き来して独自の文化が生まれ面白くなっていく事は歴史が証明しているもの。

SNSで世界中の情報がいくらでも簡単に手に入るこんなご時世だからこそに

自分達が普段からリアルに遊んでるフィールドからから必要とされる機能ロジックと

国内・海外、自転車だけでなく様々な文化から受けてきた影響をふんだんに盛り込んで。

～よく遊び、よく学び、よく働き、よく寝て、よく食べる～

そんな生活にピタっと寄り添う

”ジブンらしく付き合える=オリジナリティ然”とした一台を。

そんな我々の想いを乗せた本オリジナルモデル「MAJORTOM」。

京都にある当ショップのオリジナル企画。製造されるのは京都のハンドメイド工房。

そんなローカルにあるホント小さな小さな試みにもかかわらず、

本モデルのコンセプトにご共感いただけ、全国つつうらうら＆海外の方にもお乗り頂けている事。この上なくウレシク思っております！！

インスタグラム #majortombike

インスタグラムアカウント @majortombike

当店オリジナルグラベルバイク【 MAJOR TOM 】FRAME & FORK SET（フレーム＆フォークセット）を完成車にさせて頂きました。

～Original Gravel Bike～【 MAJOR TOM 】FRAME & FORK SET詳細ページコチラ

-目次-
・モデル、価格、サイズについて
 ・MAJOR TOM 完成車作例詳細
 ・まとめ

年式　モデル名など

【MAJOR TOM / メジャートム】FRAME & FORK SET

販売価格：¥250,000（税別）/￥275,000（税込）

～ご購入/完成車へのご相談などお問合せはこちら～

◎カラー：オーダー（ソリッドカラー）カラーチャートはコチラをご参考に下さいませ）

◎サイズ/適応身長（目安）：

【S / 約156cm～】シート：460mm（C-T）、トップ：520mm（C-C）

【M / 約163cm～】シート：490mm（C-T）、トップ：530mm（C-C）

【L / 約173cm～】シート：530mm（C-T）、トップ：550mm（C-C）

＊適応身長においては、お好みの組み方/ホイール径/ご使用用途などで前後します。詳しくはご相談下さいませ。

◎フレーム：KAISEI019 （トップΦ28.6 、シートΦ28.6、ダウンΦ31.8）

◎フォーク：ENVE ADVENTURE FORK 1.5 TAPER

◎主な規格：BB/68mmJIS、ブレーキ：フラットマウント、ヘッド：44mm ZS44、シート：27.2mm / Clamp 31.8mm、OLD：F/12x100mm R/12x142mm、

◎最大タイヤクリアランス：700×50c or 27.5×2.0inch

⇒より詳しい情報はコチラ

＊本モデルは完成車ではございません.フレームとフォークのみのセットとなります。

＊対面お渡しを基本とさせて頂いておりますが、ご遠方の方はビデオチャットなどリモートでも対応させて頂けます。

＊アバウトな完成車へのお見積り含めお問合せはメールでの対応も可能ですが、綿密な完成車お見積り/ご注文の際は対面orビデオチャットでの接見後とさせて頂きます。

＊売価/仕様は状況により変更する場合ございます。

本フレームセットは、世の中に既に存在する欧米発信のグラベルバイク設計そのままにオリジナルのロゴデザインを施しただけのモノではございません。

欧米とは地形がまるで違う⇒平坦な小砂利で整理されたグラベルが少なく、国土の3/4が山や丘陵地であり起伏多く、道路舗装率が90％を超える日本のフィールドでの使用。

ヨーロッパや北米主にバカンスのような長期休暇の文化もない日本人の生活スタイルを最大限に考慮。

国内福島県で唯一製造される自転車用パイプブランドKAISEI社による軽量且つ高精度の019クロモリフレーム＆採用されるENVE製カーボンフォークサイドには、

本格的な長距離ツーリングに役立つアイレット（ダボ穴）を多く配備し、

荒れた林道へのアプローチをも可能とする最大タイヤ幅：700ｘ50C（27.5×2.0inch）といった「グラベルバイク」をベースとしつつも、

安定性を重視した海外大手からラインナップされるクロモリ製同類モデルの多くとは一味違う

シクロクロスバイクから踏襲される決して低すぎないBBドロップ、切り詰めたチェーンステー長含め、峠の登りや1DAYライドにも役立つ「スピード」を犠牲にしないジオメトリーを用意。

今までのマーケットにはありそうで無かった、日本のフィールドで役だつ～”オリジナル”グラベルモデルとなります。

本フレームには国内で唯一福島県にて製造される「KAISEI 019チューブ」を採用。

その製造は我々と同郷京都を拠点にする「E.B.S」にて熟練の職人により一本一本ハンドメイド溶接で少ロット製作されます。

オリジナルモデルを海外ではなく日本製のパイプを使い、地元京都で作るという選択は、同じ土地で生活する我々にとって実に自然な事であり、

我々が憧れるスタイルある海外のブランド同様、世界中の誰もが真似出来ない「自分達らしさ」ではないかと考えました。

ローカルにあるとても小さな行動ですがそんな土地に根差したオリジナル然とした行動が、

また先人から教えてもらった経験や、日本の高い技術が少しでも後の世代に繋がっていく手助けに。少なからず世の中の自転車文化の支えになれば何よりです。

フロントフォークには、handmadeinUSAに拘り続ける世界最高峰のカーボンファイバー技術を要するエンジニア集団@envecomposites 製「ADVENTURE FORK 1.5 TAPER」が標準採用。

・フォークのレイクを49mm⇔55mmの調整可能なアクスルチップを装備
・最大タイヤクリアランス：700ｘ53C(58C) / 27.5×2.4″(2.6″) *()内はレイク55mmの場合
・両サイドに3つのアイレットに加えフェンダーアイレット
・ライトや電子機器充電用のDynamoルーティングホールの用意

と様々な用途に役立つギミックを惜しみなく用意する本フロントフォーク。

ほとんど語られていませんが、実はそのフォルム自体が秀逸◎

シャープなクロモリバイクにもよく似合うサイズ感ながら

他社製品に比べワイド＆ボリュームあるクラウン部（肩の部分）が寄与する高い剛性感は、

ライダーのパワーをしっかりと受け止めると同時に路面から激しい振動がくるトレイルでの安心感もひとしお。

MAJOR TOM 完成車「MICROSHIFT（マイクロシフト） SWORD 1ｘ10SPEED コンポーネント構成」作例

「今回の主な仕様」

COMPONENTS: MICROSHIFT SWORD 1x10SPEED
HEADSET: WOLF TOOTH ZS44/28.6 Upper & EC44/40 Lower
TIRE：TERAVAIL WASHBURN 700×38 C
WHEELS：HB&FH-R7070 ハブ＋ VELOCITY Aileron リム
HANDLE：NITTO M137 SSB 520mm
STEM：THOMSON ELITE X4 STEM
SADDLE: SELLE ITALIA FLITE BOOST X-クロス Ti316 スーパーフロー
SEATPOST: THOMSON ELITE SEAT POST　
SEAT CLAMP: WOLFTOOTH

カラーは、RAL 7031 BLUE GREYをチョイス（カラーオーダーも可能コチラ）

コックピットのシルバーに、ブラック基調の足回り。ヘッドパーツ＆シートクランプに配された差し色のオレンジ。

オーナー様のセンスがキラリと光る地味すぎず派手過ぎずうまくカラー調和のとれた今回のMAJORTOM。

注目ポイントは、昨年度発表された MICROSHIFT SWORD 1x10SPEED コンポーネントでの構成。

ドロップバーを使用するグラベルバイクに最適な仕様でありつつも、大手コンポブランド御三家にはない更にワイドなギアレンジ&高いコストパフォーマンス。

そして、1ｘ10変速ながらも油圧ではなくメンテナンス性に秀でた “機械式ディスクブレーキ”が使えるという選択肢。

最先端・高機能だけが正しいわけではない。とでも言いましょうか？

”変速段数競争” など常に高機能へ追従し続ける市場・時代の流れとは逆行するその独自の姿勢。

もちろん何がベストか？は個人の見解に委ねるものであり、正解は各々だと思いますが、

いずれにせよ、このラインナップを作るという行動をとったこと自体にリスペクトを感じます。

[ MICROSHIFT SWORD 価格表 ]

1x10SPEED、2ｘ10SPEEDの構成がラインナップされるSWORDコンポ。今回はフロントシングル仕様でオーダー頂けました。

リア変速の動きは充分にスムーズ。10速仕様 11-13-15-18-21-24-28-34-40-48のスプロケット構成につき、ロー側 9速～10速めのギアが40-48Tと大きく離れるから大丈夫かな?と思いきやまるでストレスを感じない動きでした。

リアディレーラーには、ゲージの動作をON･OFF切り替え可能なクラッチ機能（メンテナンスや輪行の際には OFFにすることで後輪の脱着が行い易く、ONにすればグラベルや段差でのチェーンのバタつきを抑えてくれます。）が用意。10速ドロップバーコンポながらもSHIMANO等にはない最大48Tのスプロケットに対応します。またプーリーケージの交換が可能となっており、万が一破損しても部分的な修理が行えたり、フロントダブル用のプーリーケージに交換することもできます。
モダンなエルゴノミックデザインで握りやすいSWORDレバーは、一般的なワイヤー（SHIMANOタイプワイヤー互換）で動作させる機械式ディスクブレーキやキャリパーブレーキに対応します。ブレーキレバーとは独立したシフトレバーにはブラケットフードと同様に凹凸のパターン加工があり、オフロードを走行しながらも確実な変速操作が行なえます。＊左レバーのラインナップにはドロッパーシートポスト対応モデルもございます。

ワイヤー動作仕様のSWORDレバーとくれば、やはり使ってみたいのは上位グレード＝油圧という図式を根底から覆す→ 所謂メカニカルディスクブレーキの概念を払拭したQROWTAC EQUALブレーキ。美しいアルミ削り出しの仕上がり、高い制動力と引きの軽さ、軽量性を備えた画期的なこのディスクブレーキ。機械式さながらその高い性能面は勿論ですが、左右からパッドの調整を無段階に出来るという整備性の高さも嬉しいポイントです。
ホイールには、高速性～軽量性にふりきらず、1DAYライド～グラベルライド～ツーリングなど様々な用途性に使えるよう、ハブに質実剛健なSHIMANO 105を+リムにVELOCITY社 AILERONをチョイス。スポークはシルバーでコックピットのシルバーカラー主に全体とのバランスをとりました。主張し過ぎずとも存在感あるAILERONロゴのフォントも良い感じですね。

ブレーキローターにはモータースポーツを含め140もの世界タイトル獲得実績のあるイタリアのブレーキ専売ブランド BRAKING製 LIGHTWAVE CENTERLOCKをチョイス。WAVE形状を採用したローター。今でこそ当たり前に目にするこの形状はこのBRAKINGが世界初。ゴミを掻き出すセルフクリーニング効果があり、熱膨張による歪みにも強く、曲がりの出にくさからメンテナンス頻度を下げてくれます。ヘッドパーツ、シートクランプ同様 WOLFTOOTH製ロックリングのオレンジがカッコイイですね！。
ヘッドパーツには当店でフレーム組みされる方に良くオススメさせて頂いているWOLFTOOTH製を用意。豊富なカラーラインナップ、上下セット、上下別カラーでもチョイス可能。上下で￥19,580（税込）というナイスプライス。航空機グレード6061アルミニウムカップに、エンデューロ社製ステンレスシールドベアリングが付属、シール処理も秀逸な仕様で軽量かつ耐久性に優れたヘッドセットです。