KONA Dr.DEW|29er化でATBへ。クロモリDEW復活
2026.03.18 BLOG , eirin丸太町店 , KONA(コナ) , MTB , コミューター , サイクルハテナ(eirin丸太町店別館) , ツーリングバイク
KONA Dr.DEW|29er化でATBへ。クロモリDEW復活
そこらの“クロスバイク”とは一線を画す、“ダートコミューター”として素晴らしい完成度を誇ってきたDEW。
2026年モデルは29er化によってその枠組みをもブチ破り、UNITと比肩する“ATB”へと進化しました。
さらにその中でもクロモリverにしてブランド初期からのメンバーの名を冠した本モデル・Dr.DEW、伝統と名誉あるこの名前が復活するのも久しぶり。
花形ジャンルが魅力的なのはもちろんながら、
他のブランドだとオマケみたいな「URBAN(クロスバイク)」カテゴリーの中にこんなにもトキメキのつまったモデルを仕込んでくるなんて。
KONAってやっぱ素敵ー!
※KONAのバイク一覧はこちらから!
KONA ROVE ST 2026
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– 目 次 –
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KONA Dr.DEWスペック・価格等詳細

KONA
Dr.DEW
定価¥150,700- ⇒ 販売価格¥143,165-(税込)
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SPEC
- フレーム:KONA クロモリ
- フォーク:クロモリ
- ドライブトレイン:Shimano CUES Linkglide 1×11速
- ブレーキ:Shimano 油圧ディスクブレーキ
- フロントアクスル:12×100mm スルーアクスル
- リアアクスル:12×142mm スルーアクスル
- ホイールサイズ:29インチ
- タイヤ:WTB GROOV-E 29×2.0”
- ハンドルバー:Kona Commuter ライザーバー
これまでのDEW、これからのDEW

これまでのDEW、これからのDEW
2025年までのDEWも、すでにいわゆる“クロスバイク”の枠には収まりきらない存在でした。
MTB譲りのジオメトリーに、650Bホイール+太めのタイヤという構成は、
舗装路だけでなく未舗装も視野に入れた“ダートコミューター”ともいうべき存在。
他ブランドだと廉価版入門モデルとして扱われがちな「クロスバイク」カテゴリーに(一応)属していながらも、DEWには生粋のバイクギークをも魅了する“何か”が確実に存在します。

29er化を伴う今回のアップデートも、トレンドへの追従というより、もっともっと遊べるバイクへの進化と解釈できましょう。

さらに一線を越えた…これはもはやATB
とはいえ実際どうですか、このシルエット。
KONAの誇る名作ATB・UNITと勘違いする人がいてもおかしくありません。
車輪径が巨大化するとともに、ホイールベースも延長。
さらにダートへの適正が高められ、唯一フェンダーとタイヤチョイスでコミューターらしさをうっすら感じるのみ。
実物の迫力もなかなかのものです。

さらに遊べるバイクを目指した結果、ダートコミューターという位置づけにすら満足せず、もっともっと多用途でタフなATB(All Terrain Bike)へと進化したとみるのが妥当でしょう。
これまでのDEWのバランスも大変魅力的なものでしたが…これはちょっと反則。
メインバイクとしても十分通用する超強力な選択肢となってしまいました。
アルミのDEW、そして元祖ATBモデルUNITとの比較

シリーズ末弟、アルミモデルの、KONA DEW 2026
2026年、DEWシリーズには
- アルミフレームの DEW
- そのデラックス版 DEW DL
- クロモリフレームの最上位モデル Dr.DEW
と3種類がラインナップ。
アルミDEWの2モデルも基本コンセプトは同じですが、Dr.DEWはちゃんともう一歩踏み込んだスペック構成になっています。
そしてもうひとつ気になるのが名作ATB、UNITの存在。
その立ち位置を食らいかねないDr.DEW、スペックを確かめながらそれぞれの違いを見てみましょう。
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ジオメトリーはアルミDEWと同一、ヘッドアングル69度。2025年までのDEWで70度、UNITで68度なのでちょうどその間を狙っていることがよくわかる
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前後QRのアルミDEWに対してF:12×100mm / R:12×142mmのスルーアクスルを採用。ただし、UNITのようにMTB系のBOOST規格ではなく、スライダーエンドでもないのでシングル化も不可。
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ブレーキ台座もポストマウントを採用するUNITに対し、ロード系フラットマウントを採用。ただし前後ローター径は180mmとしっかりMTB仕様。
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同じ29erホイールを採用するUNITとの大きな違いがタイヤチョイス。29×2.6の極太ブロックタイヤを採用するUNITに対し、DEWシリーズは29×2.0のアーバンタイヤ。これが案外転がりが良く、舗装路でも快適。ただし、タイヤクリアランスにはまだまだ余裕が残されている。
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テコンポーネントはSIMANO CUES 1×11速。DEW:ESSA 1×8速、DEW DL:CUES 1×10速、UNIT-X:Shimano Deore 1×12速。
UNITとの違いは変速段数以上にギアレンジ。完全に低速寄りでMTBとしての運用が想定されているUNITに対し、DEWはグラベル系の設定、高速域のポテンシャルも残されている。 -

泥跳と同時にコミューターとしての矜持を守る前後フルフェンダー。2026年のDEWシリーズでは唯一の採用、それも金属製の高級感のあるもの。

Dr.DEW、DEW、UNIT。実際乗り比べてみると?
こんなにでかくてごつくて、いかにもダルいバイクに仕上がってそうですが、その走りは軽快。
下位モデルのアルミ版DEWよりも重いのに、乗り比べるとちゃんと芯のある走りに仕上がっているのが面白い。
ブランド初期から関わるエンジニアの名を冠した、伝統あるモデルの復活だけあって、KONAも相当力が入っている模様。
アルミDEWでも価格×楽しさパフォーマンスはピカイチですが、“Dr.”DEWはやっぱりひとあじ違います。

一方、結構走ると評判のATBモデルUNITですが、距離が延びるにつれタイヤの抵抗が気になってくるところ。
その点Dr.DEWはまさにいいとこどり。
舗装路でもなめらかで、リラックスしたままどこまでも走っていけそうなフィーリング。
それでいて、路面の凹凸や段差が全く気にならない、デカタイヤ特有の“最強感”もしっかり味わえます。
まとめ
本格的29er ATBとして復活を遂げたDr.DEW。
- DEW:コスパと楽しさの高バランス
- DEW DL:DEWにちょっとプラスでコンポがスペックアップ
- UNIT & UNIT-X:本格MTB寄り&シングルOK
立ち位置の近い上記モデルと比べても、オンオフバランスよく、クロモリで、まだまだ伸びしろもあるDr.DEW、個人的には今季一押しモデルです。
text: カドタ
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