洋服を組み合わせるようにカスタムを楽しむ自転車【narifuri/charifuri(ナリフリ/チャリフリ)】CF02
2025.11.07 BLOG , eirin丸太町店 , グラベルロード , クロスバイク , サイクルハテナ(eirin丸太町店別館) , ツーリングバイク*2025/11/07更新*
27.5(650B)でATB的カスタムを施した展示車を追加しました!!
インチダウンする事でエレベテッドチェーンステーも相まって OLD MTB っぽい雰囲気がグッと高まるオススメカスタムです◎

サイクリング・アウトドア要素を街着に落とし込むことにかけては右に出るもののいないアパレルブランド・narifuri。
自転車ライン・charifuriでも「らしさ」がぎっしり。
こちらの完成車モデルCF02は、フレーム売りの上位モデルCF01同様の個性的フレーム形状・エレベーテッドチェーンステーを採用。
往年のMTBで見られた異形のインパクト、ロマンあります。
そんな見た目に反して中身は非常にオールマイティでバランスのとれた設計となっており使い勝手も抜群。
CUES 10sコンポ、油圧ディスクに700x40Cタイヤ装備と、しっかりモダングラベルバイクスペック。

そしてそして!
ノーマルでも面白いけど、こちらはカスタムしてこそ本領発揮されるタイプ。
なんせ拡張性が高いので自分の好きな風にぜひ育てていただきたい。
カスタム自由度は非常に高く、シングル化、ベルトドライブ、太タイヤ、ドロップ…思いつくことは大体OK。
どんなカスタムも受け入れる懐の深さは見た目の面でも同様。
チェーンステー形状だけに目を引かれがちですが、奇をてらったようでいて、その実シルエット自体は非常にオーセンティック。
ドロップハンドルのグラベルロードスタイルも、クランカーバーでOLD MTBスタイルでも、さらっと着こなす優等生プロポーションを誇ります。
洋服の組み合わせを考えるのと同じようにカスタムを楽しめる。まさに「自転車のあるライフスタイル」を楽しむための超優良物件。
ただ与えられたものに乗るだけじゃなく、カスタムの楽しみも示唆してくれて、普段の生活のなかでどう扱うか、自分らしく遊べるバイクとはどういうものかを考えさせてくれるバイクです。
こんな選択肢がもっともっと増えたらいいなと思います。
【narifuri/charifuri(ナリフリ/チャリフリ)】CF02
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– 目 次 –
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スペック詳細
narifuri
CF02
販売価格:¥132,000-税込
- カラー:BLACK、LIGHT GRAY、DESERT、OLIVE
- サイズ(適応身長):XS(154-164cm)、S(158-168cm)、M(164-174cm)、L(172-182cm)
スペック表
| タイヤサイズ | 700×40c | |
| 変速数 | 1×10speed | |
| ペダル | PPボディー (両面フラット) | |
| スペック | フレーム | 4130クロモリ |
| フォーク | 4130クロモリ | |
| クランクセット | アルミクランク42T, シングルチェーンリングガード, PCD130mm | |
| BB | スチール (68/115mm) | |
| Fメカ | – | |
| Rメカ | SHIMANO CUES U6000, RD-U6020-10 (10 Speed) | |
| シフター | SHIMANO CUES U6000, SL-U6000-10R | |
| スプロケット | SHIMANO CS-LG400-10, 11-39T | |
| ブレーキレバー | SHIMANO BL-MT200 | |
| ブレーキ | SHIMANO BR-MT200ハイドロリックディスクブレーキ SHIMANO SM-RT26 160mm 6ボルトタイプ |
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| タイヤ | CST 700x40C , 48mm仏式バルブ | |
| ホイール | JOYTECH D761DSE front 32H, / D762TSE rear 32H 6穴ディスクブレーキ Weinmann XC180 DISKアルミダブルウォール, 32H |
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| ハンドル | アルミライザーバー (580mm) /ライズ高さ:25mm /バックスイープ:18° | |
| ステム | アルミアヘッドタイプ Φ31.8mm (75mm/XS&S, 90mm/M&L) | |
| ヘッドセット | オーバーサイズアヘッドタイプ, スチールカップ | |
| サドル | VELO VL-3582 | |
| シートポスト | アルミ Φ27.2mm (350mm) | |
フレームジオメトリー

| フレームサイズ | XS(475) | S(500) | M(525) | L(545) |
| HA | 69 | 70 | 70.5 | 70.5 |
| SA | 76 | 76 | 76 | 76 |
| TT | 510 | 525 | 535 | 545 |
| HT | 100 | 100 | 110 | 110 |
| FC | 620 | 626 | 627 | 637 |
| RC | 425-440 | 425-440 | 425-440 | 425-440 |
| BB | 65 | 65 | 65 | 65 |
| FO | 55 | 55 | 50 | 50 |
| WB | 1036-1051 | 1042-1057 | 1043-1058 | 1053-1068 |
| SH | – | – | – | – |
| SK | 539 | 543 | 556 | 556 |
| RH | 376 | 390 | 396 | 406 |
| 適応身長 | 154-164 | 158-168 | 164-174 | 172-182 |
見た目のインパクトや拡張性の高さだけじゃない、自転車として非常にバランスの良い一台

おや?と目を引く上の写真。
往年のMTBに採用されたエレベーテッドチェーンステー構造を採用。
ルックス面でのインパクトもさることながら、チェーンがフレームを跨がない構造の為、ベルトドライブ化すらも可能。
アーバンコミューターとしての拡張性もこれによって大きく確保されています。
これはなかなかコストがかかってそうな仕様。

スライダーエンド採用の為、乗り味調整が可能。425~440mmと、スピード派からゆったり派まで幅広く対応します。シングルスピード化もOK。

もちろんセンタースタンド台座や各種ダボ穴も完備。

いろいろ詰め込みまくっていますが、ジオメトリー自体は比較的ベーシック。
こうみえて現代のグラベルバイクど真ん中といったところ。
BBも低すぎず、リアセンターも詰めればかなりクイックな味付けにできそうだし。
コミューター的印象の強いバイクですが、しっかり乗る派の方も納得のぐいぐい走る一台に仕立てることもできそうです。

フロントシングルのQUESコンポを採用していることもポイント。
ドロップ用レバーもラインナップされているのでドロップハンドル化も比較的スムーズに移行可能です。

標準のライザーバー仕様も悪くはない、ですがやはりこれが完成形ではない感も…ということでちょっといじってみました。

グリップ:PDW Cork Chop Grip
サドル:BROOKS B17
シートポスト:NITTO S65
タイヤ:WTB Riddler 700x45C
フロントキャリア:7R Bags The Nest steerer rack
フロントバッグ:CARRADICE Super C AUDAX

クランカーバーでOLD MTB・ATB風味にカスタム。ユニクラウンのフォークがそれっぽく見えてきます。
700x45Cの太タイヤも余裕。なんならもっと太いのも履かせてみたくなってしまいます。

この手のカスタムもサラッと受け入れてくれる、フレーム形状のバランスの良さ。良い佇まいです。

ステム:RACE FACE
ホイール:VELO ORANGE
タイヤ:SIMWORKS by PANARACER SUPER YUMMY 27.5×2.22

冒頭でチラっとご紹介した650Bカスタムがコチラ
“Chainstay interference is not a problem if the chainstay isn’t there.”
(チェーンが当たるなら、そこにチェーンステーを置かなければいい。)
MTB黎明期に課題となっていた「チェーンライン」「泥詰まり」「整備性」「タイヤクリアランス」を解決する革新的アイデアであるエレベーテッドチェーンステー。
そんな歴史的背景からも似合わないわけが無い OLD MTB に寄せたカスタム。


「どうせならロングライドも」という心の声が聞こえてきたので、SURLY CORNER BAR をアッセンブルしました。
ドロップハンドルフラットバーのその間、既存のカテゴリに当て嵌まらない ALL TERRAIN な一台となっています。
まとめ


一台あれば相当遊べそうなCF02。
自転車の面白さって、スポーツとしてだけの側面だけでなく、いじる楽しさや、ファッションとしての面白さなどいろいろあるわけですが、そういうカルチャー面もおろそかにしないスタンスがステキですし、narifuriらしくもあります。
この一台をきっかけに自転車の楽しさに目覚めていただけたなら幸いです。
text by カドタ
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