※2025/8/3更新

チネリのバイクはそのグラフィックに目が行きがちですが、中身も結構独自性の高いモノが多いんです。

このZYDECO LALAもそのひとつ。

ジオメトリーだけ見てみるとかなりロングホイールベースで低重心。

これってセオリー的にはツーリングバイク的な安定性重視、悪く言えば「もっさり」しがちな設計です。

ZYDECOといえば以前はピュアCXバイクとしてパキパキ加速性重視モデルだっただけに、これはどうなんだろうと跨ってみると…

意外なほどにモッサリ感はなくカチッとした踏み味。すいすいなめらかにスピードが乗っていく気持ち良さ！

おそらくそのキモは素材使い。

コロンバス製ZONALアルミチュービングを採用し、軽量かつ高剛性に仕上げられたフレームに、同じくコロンバス製のフルカーボンフォーク。

あえてクロモリではなくアルミ、なおかつシンプルなチューブ形状だからこそこの乗り味を実現できているのでしょう。

普段はエンデュランスロードバイク的で扱いやすい快速号として使えて、ダート走行時や荷物積載時にはロングホイールベース設計の安定性がしっかり効いてくるはず。

他にはなかなかない立ち位置のZYDECO LALA、現在日本代理店サイトからはカタログ落ちしていますが、コンポ違いの上位モデルのZYDECOは385,000円、フレームセットでも220,000円。

当店在庫SALE価格はなんと192,500円（税込）、フレームセットよりお買い得！！！

チネリらしさがぎゅっと凝縮、人とは違う一台をお求めなら、非常に魅力的な選択肢ではないでしょうか？！

【CINELLI】ZYDECO LALA

スペック詳細

CINELLI
【2023】ZYDECO LALA

通常価格 ¥330,000 セール価格：¥192,500（税込）

～オンラインストアはこちら～

※こちらの商品は”店頭受取限定”の商品となり、配送は承れません。

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レースだけじゃない、バイクパッキングアドベンチャーライドにもおすすめの一台

グラベルロードとしても440mmと長めに取られたリアセンター、BBドロップ70mmの低重心設計。

ジオメトリーだけみればもっさりしてそうな印象を受けますが、軽量・高剛性なトリプルバテッドアルミフレームとフルカーボンフォーク採用によりカチッとしたライドフィールとダート走行や荷物積載時の安定感を絶妙バランスで両立。

使用されるチューブは名門コロンバス製ZONAL。近年のアルミバイクとしては珍しい直線的なフレームワークによってアルミらしいかっちりした踏みごたえ。

フロントフォークもおなじくコロンバス製、オールロード向けのフルカーボンフォーク。

フォークブレードのダボ穴こそありませんが、このスッキリしたルックスは他に代えがたいもの。

機能・品質も間違いありません。

ワイヤー類は内装されスッキリした外観。チネリらしい個性的なグラフィックももちとん魅力の一つ。

フレーム各所にダボ穴も色々装備済み。

荷物積載してのキャンプツーリングにも最適です。

前後ともにタイヤクリアランスはMAX40Cとのこと。

近年のグラベルバイクとしては狭めではありますが、よほど激しいダートでなければこれでも充分、変に欲張っていないのは逆に好印象。

メインコンポはSHIMANO SORA 2×9 speed。

48/32TのFSA製クランクとローギア34Tによりギア比1以下を実現しているので問題無し。

TEKTRO製機械式ディスクブレーキ。良くはない、良くはないけど案外効く。

試乗時にちょっと気になったのは足回りの重さ。

標準タイヤはKENDA FLINTRIDGE 700x35C。

転がりも良くて結構好きなタイヤだったりはしますが、こちらはワイヤービード仕様なのでちょっと重め。

ホイールもチネリロゴ入りは魅力的ではありますが、もうすこし硬いホイールに変えるとさらにこのフレームの良さが生きてきそうです。

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まとめ

ジオメトリーで安定感を出しつつ、素材使いでかっちりしたフィーリングを獲得する、老舗ブランドらしい熟練のフレームワーク。

攻撃的なルックスと裏腹にどんな人でも扱いやすく、ロングライドでも気持ち良く走ってくれるバイクに仕上がっています。

やはり特別なブランドであるチネリのバイクが20万円以下というのはなかなかない機会、お見逃しなく！

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