舗装路における軽快な走行性能を持つロードバイクと、高い車体コントロール性能を持つマウンテンバイク、その中間的役割を持つカテゴリー。スピードや距離等、それぞれの競技スタイルにした特化したモデルとは異なり、タイヤ幅28~35mm前後、フラットバー採用と、街乗り~週末のサイクリングなどでの使いやすさを重視した設計。また普段の生活に必要な、フェンダー (泥除け)やスタンド、ベル等のパーツが標準装備であったり、取り付けがしやすい設計のものも多い。
クロスバイク#1 タイヤ幅~30mm
クロスバイクの中では最もメジャーな部類。出だしが軽く巡行性も高い車輪径がロードと同じ車輪径を持ちつつ、タイヤ幅28mm前後とロードより5mほど太めの設定でパンクのリスクも軽減。街乗りは勿論のこと、週末のサイクリングまで幅広く楽しむことが可能。スポーツバイク初心者にもアプローチしやすい車種。
街乗り | :★★★★★ |
サイクリング | :★★★★☆ |
舗装路(生活道路) | :★★★★★ |
未舗装路(河川敷や砂利道) | :★★★☆☆ |
クロスバイク#2 タイヤ幅30mm~
クロスバイク#1と同様の設計を持ちながら、シティーサイクルと変わらないタイヤ幅32~38mm前後と更に太めの設定で、道路の段差や側溝などによるパンクやスリップによる転倒リスクを更に軽減。週末のサイクリングまで幅広く楽しむことが出来つつ、舗装路に限らず河川敷や砂利道のような半未舗装路などでも走行しやすい、更に街乗りに使いやすい車種。
街乗り | :★★★★★ |
サイクリング | :★★★★☆ |
舗装路(生活道路) | :★★★★☆ |
未舗装路(河川敷や砂利道) | :★★★★★ |
フラットバーロード
ブレーキやホイール規格、タイヤ幅など、基本ロードバイクと同等の設計を持ちながら、ブレーキングや車体のコントロールがしやすいフラットハンドルを採用したモデル。通常のクロスバイクより更に軽量に作られているものが多く、街乗りは勿論の事、更にサイクリングにも使いやすい。
街乗り | :★★★★☆ |
サイクリング | :★★★★★ |
舗装路(生活道路) | :★★★★☆ |
未舗装路(河川敷や砂利道) | :★★☆☆☆ |
コミューターバイク
クロスバイクを基本設計に持ちながら、より街乗りにおいての快適性を重視した装備が特徴的。お尻に優しいクッションの良いサドルが採用されたり、フェンダー (泥除け)やスタンド、キャリア(荷台)といった街乗りに必要なオプションが最初から標準装備されているものも多い。
街乗り | :★★★★★ |
サイクリング | :★★★☆☆ |
舗装路(生活道路) | :★★★★☆ |
未舗装路(河川敷や砂利道) | :★★★★★ |