名前の通り、山中などオフロード走行に特化した自転車。ハンドル形状は悪路走行でもバランスが取りやすい様、フラットバーが採用されます。強靭なフレームと太いタイヤ、更にはサスペンション機能が付いたものが多く、林道など緩めの荒れた道はもちろん、歩く事も困難な山の中でもタフに走る事が出来ます。太いタイヤにより他車種よりは重たく感じますが、パンクへの心配も少なくその気楽さ故に街乗りなどでも人気が高い車種。
クロスカントリー 軽量に仕上げられた山中長距離走行モデル
山中における上り下りを含む長距離を如何に速く走れるか?に特化した自転車。MTBの分野では、より軽量なフレーム/サスペンションが採用されているものが多く、軽量を重視しリアサスペンションを排除したモデルも多い。比較的、舗装路のサイクリングや街乗りにも使いやすい。
山中上り | :★★★★★ |
山中下りト | :★★★☆☆ |
サイクリング | :★★★☆☆ |
街乗り | :★★★☆☆ |
オールマウンテン 山中全てのシチュエーションを楽しめるオールラウンドモデル
クロスカントリーモデルより長めのサスペンションを採用し、さらにハードな山中走行を可能としたモデル。
あくまでも速さのみに特化するわけでなく、登り下り全ての山中シチュエーションで楽しめる様、トータルバランスに長けたカテゴリー。
山中上り | :★★★★☆ |
山中下り | :★★★★☆ |
サイクリング | :★★☆☆☆ |
街乗り | :★★★☆☆ |
ダウンヒル 最も高い強度を必要とする下り専用モデル
非常に高い衝撃吸収性を持つ長いストローク長の前後サスペンションが採用される、崖のような際しい山中の坂を下ることに特化したMTB。フレーム自体も非常に強度が高く重量も重い。あくまでも下り専用に特化したモデルで、日常的な仕様用途としては使いにくい一面も。
山中上り | :☆☆☆☆☆ |
山中下り | :★★★★★ |
サイクリング | :☆☆☆☆☆ |
街乗り | :☆☆☆☆☆ |
シングルスピードMTB 前1x後1スピードギアのシンプルモデル
変速システムをあえて排除することにより、チェーン外れやギアの故障などのトラブルを回避しやすいモデル。変速が無い分それぞれの分野よりも特化して速さに長けた面はないが、重量も軽減できコースによっては多段変速モデルをしのぐ事も。また細やかなパーツが排除されフレーム本来の美しさも映えやすい。
山中上り | :★★★☆☆ |
山中下り | :★★★☆☆ |
サイクリング | :★★★☆☆ |
街乗り | :★★★★☆ |
ファットバイク 更に道を選ばない、幅130mm前後の極太タイヤモデル
スピード重視という訳ではなく、雪道や砂地など、通常のMTBですら走り難いフィールドまでその活動の場を更に広げる事ができる極太タイヤモデル。エアボリュームが一般的なMTBと比べてさらに多いので、サスペンションなしでも衝撃減衰能力が高い。その見た目のインパクトから昨今注目度も高い。
山中上り | :★☆☆☆☆ |
山中下り | :★★☆☆☆ |
サイクリング | :★★☆☆☆ |
街乗り | :★★★★☆ |