恐らく1997年製、米・キャノンデールの黄金時代に作成されたこちらのバイク。

この年代のものだとサスペンション付きのものが多く再生が難しかったりするのですがちょうどいい塩梅のフルリジッドバイクが入荷してきました。

アルミバイク製造で業界を先導していたあの頃のキャノンデール、武骨なフレームワークに時代のロマンを感じます。

いてもたってもいられずクランカー風味コミューターカスタムしちゃいました。

これは予想以上の仕上がりです！！

-目次-
・モデル、価格、サイズについて
・MADE IN USA。キャノンデール黄金時代のアルミバイク
・新旧織り交ぜたクランカーカスタム
・まとめ

モデル、価格、サイズについて

【中古】CANNONDALE M700 OLD MTB KLUNKER CUSTOM

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スペック表

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MADE IN USA。キャノンデール黄金時代のアルミバイク

CANNONDALE M700。おそらく1997年モデル、当時の

ミドルグレードバイク。

CAAD2というバテッドアルミフレームを採用。

チューブのレーザーカット、TIG溶接、熱処理という工程をすべてアメリカ国内で行っていた頃の“あの”キャノンデール。

ハイドロフォーミングされた複雑な現代のアルミフレームよりはスッキリとした造形、

しかしクロモリフレームのそれとは明確に異なる迫力ある大径チューブ。

手書き風の旧ロゴにもそそられます。

 

一本に集合したウィッシュボーンシートステーは快適性を生み出す為ではなくしなりをさらになくすため！笑

現代のバイクとはずいぶん考え方が違いますが、ひたすら剛性向上を目指して作り上げられています。

良く進むけどめちゃくちゃ固いこの時代のバイクのせいでいまだに「アルミはしんどい」と信じられていますが、剛性不足気味の当時の平均的なバイクからするとそれだけ鮮烈な乗り味だったのでしょう。

大手ブランドでありながら独自路線をひた走りがちなキャノンデール。

その哲学がぎっしり詰まったM700、30年近くたった今でもシンプルにかっこいいと思えます。

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新旧織り交ぜたクランカーカスタム

当時と現代のパーツを織り交ぜつつクランカースタイルにカスタム。

ハンドルバーはSURLY SUNRISE BAR。BMXハンドルの高さをググっと抑えた幅広ハンドルでワイルドな印象に。

真四角のBMXステムはFAMILY PRODUCTSの伝説的名品・PRO STEM。

スリムなのに手にフィットする絶妙なシェイプがトレイルライダーから支持を集めるPNW LOAM GRIP。

ブレーキレバーは1998年発売のSHIMANO LX。このレバー、めちゃくちゃカッチリしてて良いんです。

もちろんブレーキもLX。パラレルリンクというブレーキを真っすぐリムに押し当てる機構を搭載し、圧倒的制動力を発揮。

軽量化を図ったXTR・XT等の上位グレードよりも剛性の高いLXが一番効くとのウワサ。

ブルーグレーのカラーリングも美しく未だにファンが多いのも頷ける逸品です。

メインコンポは現行DEORE 1x11speed。

クラッチ付きRD、メガレンジのビッグスプロケット。

フロントはオリジナルのCANNONDALE CODA 冷間鍛造クランク。角ばった造形が素敵。

当時規格のPCD94、5アームクランクを活かすためにWOLFTOOTHのナローワイドチェーンリングを。

クラシカルなタンサイドのFAIRWEATHER For XC by CG 26ｘ2.10タイヤもポイント。

このトレッドパターン、実はオンロードでも転がり良好なのです。

LXハブと組み合わせた当時モノARAYA RM-915 DHリム。

タフで高品質、ポリッシュ仕上げが美しい～。

アラヤさん、またこういうリム作ってください！！

サドルは座り心地に定評あるWTB SPEEDを。ぽてっとした厚みがバイクの雰囲気によく合っています。

シートポストのスリットとコラムスペーサーを合わせてちょっとだけ遊んでみたり|||三

シルバー、ブラックパーツを織り交ぜつつ品よくヤンチャに仕上がったかと思います。

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まとめ

30年近く前の自転車ではありますが、その乗り味とスタイリングには今でもワクワクさせられます。

やっぱUSA時代のキャノンデールってちょっと特別感、あります。

キズもちょっぴり多めだったりはしますがそれもこのフレームが経てきた歴史。

OLD MTBが気になっていたアナタ、お見逃しなく！

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