OLD MTBシーンの盛り上がりの中でもやっぱりアメリカンブランドに注目が集まりがちですが、
ハンドメイドや一部ブランドを除けば当時のバイクの多くが日本で製造されていたわけで。

ここ日本においてそのことにプライドを持ってみるのもいいのでは、と思うのです。

さて日本の自転車ブランドといえばまず思い浮かぶブリヂストン。

古き良き時代の車体に現代的カスタムを施したこの一台、

【中古】【80~90’S】BRIDGESTON（ブリヂストン） フルリジッド OLD MTB カスタムマウンテンバイク レストア済

-目次-
・古くて新しいOLD MTB
・モデル、価格、サイズについて
・詳細説明
・まとめ

古くて新しいOLD MTB

古き良き80～90年代の古いマウンテンバイク。

部品の入手性が良く、オンもオフもこなし、頑丈。

現代の目で見ても新鮮な当時のカラーリングも非常に魅力的で、
カスタムを施しコミューター／ツーリングバイクとして蘇らせることがトレンドとなっております。

このバイクもまさにそんな一台。

当時感みなぎる黒地にシルバーのスプラッシュペイントカラーには、明らかに昨今のトレンドにも通じる要素を感じます。

モデル、価格、サイズについて

【中古】【80~90’S】BRIDGESTON（ブリヂストン） フルリジッド OLD MTB カスタムマウンテンバイク レストア済

販売価格：¥148,000円(税込162,800円)

～オフィシャルオンラインストア～

～楽天市場店～

• ●古き良き8～90年代のBRIDGESTONE WILDWEST 26インチMTBを現代流にカスタマイズした中古ならではのオンリーワンな一台

• ●メインコンポーネントは角張ったデザインが◎な 当時のDEORE LX 3×7速を用意。整備点検済み

• ●ハンドルにはVELO ORANGE Seine Bar、ステムにもVELO ORANGE をチョイス。グリップには抜群の握り心地をもつドイツブランドHerrmansを

• ●サドルには座り心地抜群なWTB社 PURE Steelをチョイス。タイヤにはグラベルライドや街乗り～舗装路の転がり軽く、グラベルライドも充分こなすPanaracer RIDGE LINE 26×2.00

• ●ハンドル、ステム、ワイヤー類、チェーン、スプロケット、サドル、グリップ、タイヤに新品部品を用意。

 ●適応身長：172-182ｃｍ

詳細説明

ともすれば見た目・機能性ともに古臭くなってしまいがちな自転車ですが、カスタム次第でまさに今の気分の一台に。

自転車の性格を大きく決定するハンドル、ここにはVELO ORANGE Seine Barを。

35°と大きめにとられたバックスイープと40mmライズによりリラックスした乗車姿勢がとれ、かつ十二分にワイドな幅によってダート走行でもしっかりコントロール可能。
複雑な曲げ加工が施されたフォルムはワイルドになり過ぎずどこか上品な雰囲気すら漂います。

1インチスレッド仕様の本フレームにオーバーサイズクランプハンドルの装着を可能にしているのが同VELO ORANGEのステム。
黒地に金のロゴがさりげないアクセント。

サドルは泥臭いスポーティさと座り心地が魅力のWTB社 PURE Steel。

タイヤはパナレーサーリッジランナー、伝統的ツーリングモデル。

連続したセンタートレッドとサイドのブロックによってオンオフ問わず。

サイドスキンのクラシック感も◎

もちろんオリジナルアッセンブルからレストアした、
当時のDEORE LX 3×7速 コンポーネントも現行には無いシンプルなデザインで魅力的。

ブレーキレバー・シフターは対応する現行品。

消耗品のランニングコストも抑えられる7速仕様は日常使いにぴったりです。

まとめ

この時代の製品デザインにインスパイアされたバイクがちらほら出てきている昨今。
それでも時を経てきたものだけが持つ本物のオーラにはなかなか適わないはず。

年式相応にキズ等はありますが、それもこのバイクが重ねてきた歴史。

ビンテージだからといってキズつくのを恐れて仕舞いこむよりも、普段の足としてガシガシ使いこんでいくことこそが似合う自転車ではないでしょうか。

カゴ・キャリア・スタンドなどの日常使いの利便性を高めるカスタムもおすすめ。
積載量をアップさせれば休日のキャンプツーリングにも充分対応できるポテンシャルを持っています。

スポーツバイクに興味がある方すべてにピカピカ・スポーティな自転車が必要とは限らないはず。

個人的にもこの手の自転車が好きで何台か保有しています。

古着や骨董のように時を重ねてきたものの味わいと、そこに手を加え異なる文脈を付与することで新たな価値が生まれること。

自分は器が好きで、最近金継ぎ（割れた器を継ぐ技法）にちょっとだけ手を出してみたのですが、まさに似たような魅力があるなあ、と。

モノを直しながら長く使い続けていく事ってカッコイイ、そんな価値観が広がるこの時代。

この自転車もまだまだこれから、ガシガシ使い込んでいただければ。