～2021.9月更新～

その高い注目度もあり昨今多くのメーカーがカーボンフレームのグラベルバイクを発表しておりますが、設計含めロードバイクやシクロクロスに近しいフォルムを持つ本モデルは、あくまでも山が多く起伏の多い日本（欧米とは違う）という土壌でのグラベルバイクの使い方には実に相性良くあります。

大人気のFUJI JARIシリーズのトップグレード。フレーム重量1000g以下！更なる軽さと速さを手に入れたフルカーボンフレームモデル 「JARI CARBON1.1 / ジャリカーボン1.1」のご紹介。

※既にメーカー在庫は完売 / 店頭在庫49＆52がラスト1台限り。2022年度が入荷がありませんので、ご検討はお早目に◎

-目次-
・モデル、価格、サイズについて
・フレーム重量1000g以下！！更なる軽さと剛性を手に入れたフルカーボンフレーム
・オンロードもオフロードも楽しめるバランスの良いパーツアッセンブル
・軽量モデルには珍しい！多彩な積載に対応する豊富なアイレット
・まとめ

年式　モデル名など

【FUJI / フジ 2021年モデル】JARI CARBON1.1 / ジャリカーボン1.1

定価：￥390.000-（税別）/￥429,000（10％消費税込）⇒当店販売価格：￥351,000-（税別）/￥386,100（10％消費税込）

～オフィシャルオンラインストア～

～楽天市場店～

●サイズ(適応身長)/在庫状況（5/4現在）

49(165～173cm)⇒店頭ラスト1台/メーカー在庫完売
52(170～178cm)⇒店頭ラスト1台/メーカー在庫完売
54(175～183cm)⇒完売
56(180～188cm)⇒完売

フレームジオメトリー

	FS：FRAME SIZE	BB：BB DROP
	HA：HEAD ANGLE	FO：FORK OFFSET
	SA：SEAT ANGLE	WB：WHEEL BASE
	TT：TOP TUBE	SH：STAND OVER HEIGHT
	HT：HEAD TUBE	SK：STACK
	FC：FRONT CENTER	RH：REACH
	RC：REAR CENTER

スペック表

フレーム重量1000g以下！！更なる軽さと剛性を手に入れたフルカーボンフレーム

乗りやすさで定評のあったアルミモデルと同じフレームジオメトリを採用しながら、圧倒的な軽さと剛性を手に入れています。

他のグラベルバイクと比較するとアルミフレームのJARIでさえ、その軽さに驚かれる方が多いところですが、JARI CARBONはもうワンランク上。

フレーム重量はなんと1000g以下！ロードバイクに匹敵する超軽量フレームです。

広大なグラベルが広がる海外とは違い、傾斜がきつくシングルトラックの多い日本の地形では”担ぎ”（自転車を担いで歩く）を伴うことが多く、この軽さが大きなアドバンテージとなります。

多くのグラベルルートへの入り口には峠であることが多いのでヒルクライムが楽にこなせるのも嬉しいポイントですね。

スリムな見た目からは想像出来ない高剛性に仕上がっており、軽さも相まってグラベルバイクとは思えないシャープな加速感。

それもそのはず、FUJIが新開発したカーボンマテリアルのトップグレードC15-Ultra-Light,High-Modulus Carbonを採用しています。

～C15-Ultra-Light,High-Modulus Carbonとは～

 超圧縮により体積重量1.8g/cm3、引張強度590kg/mm2を実現。これにより11%の剛性度アップと10%の軽量化に成功。高次元での剛性と柔軟性の両立と軽量化は更なるハイパフォーマンスを導きだす。

オンロードのロングライドも高いレベルで楽しめるスペックです。

前述の通り、ジオメトリはアルミフレームのJARIと同一。

線の細いシートステーも健在で乗り心地はもちろん、適度なしなりはオフロードでもしっかりとトラクションがかかり、リアホイールのグリップ力を高めます。

フロントフォークには強度重視のC10 Carbonを採用したFC-440 Cross carbon monocoqueを採用。

荒れたグラベルに臆することなく突入したり、フォークブレードのマウントに大量積載しても安心感があります。

少し大きめに取られた48mmのオフセットと、手前に戻るようなエンド形状でステアリングの安定性と振動吸収性も高いものとなっています。

Dirty Kanzaなどのグラベルレース用のバイクラインナップも増えてきていますが、

トップクラスの軽さを持ちながら、あくまでアドベンチャー＆ツーリングに適したジオメトリ（＝安定感があって乗りやすい）である点が他ブランドと一線を画すオリジナリティ。

オンロードもオフロードも楽しめるバランスの良いパーツアッセンブル

メインコンポーネントはShimano UTEGRA / アルテグラ。

クランクセットにはFSAのマイクロコンパクトクランク（46-30T）を採用し、大量積載やグラベルの急登に対応しています。

ブレーキは前後ともにフラットマウント規格。

実はコストカットで低グレードが採用されがちなディスクローターもきちんと放熱フィン付きが採用されています。

制動力とコントロール性に直接影響するディスクローターはこだわりたいところ。

これなら臆することなくグラベルの下りにもチャレンジ出来ます◎

PANARACER GRAVELKING SK TLC 700×43c

昨年よりタイヤはPANARACERがメイン採用されるようになったJARIシリーズ。

小さめのノブでオンロード＆オフロード両方にバランスの良いGRAVELKING SKはフレームとの相性もバッチリ！！

チューブレスレディ対応なのも嬉しいポイントですね◎

最初から43cと太めのタイヤをセッティングしているのも軽量で軽快なフレームあってこそ。

路面状況を問わず颯爽と駆け抜けるマルチパーパスなモデルです。

ちなみに対応するMAXタイヤクリアランスは700×45c（650×47c）

タイヤ幅を最大限に活かすのはWTB KOM LIGHT i23リム。

軽くて太めのタイヤにも対応するグラベルバイクの定番リムです。

もちろんチューブレスレディ対応！！

オフロードの下りで暴れる車体を抑え込めるフレアバー。

幅広のドロップハンドルはツーリングにも最適です。

オンロードツーリング専用と考えるなら、通常のコンパクトなドロップハンドルへのカスタムもオススメです。

バーテープもフレームとさりげなくカラーコーディネート。

軽量モデルには珍しい！多彩な積載に対応する豊富なアイレット

前述の通り、アドベンチャー＆ツーリングをメインに考えたフレームには、軽量モデルには珍しい多彩なアイレットが用意されています。

ダウンチューブにはトリプル＆ダブルで計５個ものアイレットを完備。

カーゴケージとボトルケージの共存等、選択肢が広がります。

フロントフォークもトリプルアイレット仕様。

カーボンフォークでトリプルは他にほとんど無いのでは無いでしょうか？

シュラフやスリーピングマット、ストーブ＆コッフェルなどなどのキャンプ道具も不安感無くしっかりと固定積載できます。

グラベルバイクでは定番のダウンチューブ裏ボトルケージ台座。位置が低いので、重量のあるツールケースの積載に最適です。

グラベルでの飛び石からフレームを守るダウンチューブブロックガードも装備されています。

前後に着脱式のフェンダーアイレットも完備。全天候型のフルフェンダーバイクにも組み上げられます。

こちらもフルカーボンフォークでは少数派のフロントラック対応アイレット。

アイレット左のグロメットはハブダイナモの配線内装穴と至れり尽くせり何でもあり状態。

フルフェンダー、フルパニア、ハブダイナモライトで本格的な旅自転車にも出来てしまう選択肢の広さ。

もちろんリアキャリアにも対応しています。

トップチューブにはボルトオンのBENTO BOX台座。

専用のBENTOBOXも付属します。

その他オプション

ボトルケージの取り付け位置を可変出来るプレートが標準装備。

ダウンチューブ＆シートチューブのボトルケージやカーゴケージの取り付け位置を微調整する事でフレームバッグとの共存もしやすくなっています。

フレームへのダメージを防ぐチェーン落ち防止のプレートも嬉しい標準装備。

これまでのJARIシリーズと同じく、トップチューブ裏には2mm厚のシリコンパッド。

デザイナーが実際にグラベルライドを楽しんでいるからこそ生まれたデザインですね◎

急だったり狭かったりで担ぎを多用する日本のグラベルシーンでは特に嬉しいスペックです。

まとめ

軽量なレーシングバイクやドッシリと低重心なツーリングバイクは他社にもたくさんラインナップがありますが、

トップグレードカーボンフレーム×ツーリングジオメトリ＆装備

このバランス感覚を持った唯一無二のモデル。

グラベルでのアドベンチャーライドも、オンロードのロングライドやヒルクライムまで楽しく走りたい欲張りなバイク。

出来ることを一つに限定しない、幅広く楽しめるオールインワンな一台をお探しなら是非◎

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