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「サイクルショップEIRIN丸太町店 & サイクルハテナ 」です。

以前（約半年前）にブログにてご紹介させていただきましたALANのフレーム。あれから組付けて、4～5か月程乗ってきましたのでここらで改めてインプレさせて頂きます！

【ALAN BIKES/ アランバイクス】LEGEND COLLECTION　SUPER CORSA ERGAL　Frame Set

当店販売価格：￥180129-（税別）/￥194.540-（税込）

HANDMADE SCANDIUM aluminium frame
Frame weight 1.350 g
Sizes: road semi-sloping S-M-L-XL-XXL , standard or custom size on request
Bottom bracket BSA threaded
Internal cable routing for brake
Internal cable routing for shifting device
Seat tube ID 27,2 mm
Carbon fork weight 390 g
Tapered headtube 1”1/8 top – 1”1/2 bottom
Integrated Headset included

※画像のフレームはSTANDARD-SIZE『3』、LEGENDCOLLECTION『LR2RED』になります。

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昨今、当たり前にあるアルミフレームやカーボンフレーム、それを世界で最初に世の中に商品として送り出し、アルカンシェルが物語るようにその後シクロクロスにおいては数々の世界チャンピオンを輩出した背景をもつ歴史ある名イタリアンバイクブランド「ALAN」。

今現在となっては日本国内で、かつてのような大幅なプロモーションをされることは少なくなりましたが、もちろんブランドは今もイタリアで健在。

世界中殆どのブランドが台湾でのOEM生産にその製造ラインをゆだねる中、アランはいまだイタリアの自社工房内でフレームを製造（一部のモデルを除く）しており、こちらからのオーダーを元より本国でハンドメイド生産されたフレームが輸入代理店を通して我々の手元にやってきます。

＝ALAN本国ホームページはコチラ＝

イタリア本国でのハンドメイド生産による軽量・高剛性なスカンジウムロードフレーム

スカンジウムフレームとはスカンジウムを加えたアルミ合金のフレームの事。

アルミに混ぜる事で強度を飛躍的にアップさせることが出来るので、その分パイプを薄く＝軽量に仕上がるので、コストを抑えながらもカーボンに近い性能を出せるという訳です。

※ポピュラーなところではBIANCHIのFENICE PROはスカンジウムフレーム採用で完成車重量7.1kgと充分軽量に仕上がっておりますね。

それでも、ALANの場合はハンドメイドという事で金額的には大手マスプロのフルカーボンロードが完成車で買えるくらいにはなってきますが（GIANT TCR AD2 で定価￥20万円）、流行り廃りの早く・激しいカーボンよりも完成されたアルミフレームのフォルムというのが個人的には決め手になったりもしました◎

もちろん、大手ブランドだとアルミフレームでもハイドロフォーミングによる自由なフレーム形状になりつつありますが、ALANのシンプル・スタンダードなフォルムは何年経っても廃れない完成度の高さがありますね！

ちなみに現行のモデルでは以前までのモデルと違い、トップチューブ・ダウンチューブが菱形の扁平仕様に。丸パイプでこそ無くなりはしましたが、シルエットのシンプルさは健在。個人的にはむしろキリっと締まったデザインになった様にも思えます。

そして、ALANと言えばこの『HAND MADE IN ITALY』。ALANのイタリア自社工房によって作られるフレームは

ハンドメイド・受注生産という事もあって、サイズ・が豊富なのも魅力の一つ。下記表にあるようにスローピングデザインｘ5種、スタンダードデザインｘ12種のサイズ展開に加えて、非常にワイドな選択が用意されます。

大手ブランドだけ一つのモデルに対して3～5サイズの展開なんてのが多いですが、身長は同じでも個人でサイズはまちまち。これだけのサイズ展開があれば、確実に自分の体格にあったサイズをチョイス出来ますね◎

チョイスしたのは以前別の機会に見かけてキレイだなーと思っていたキャンディレッド。透明感があって、絶妙な色の濃さに仕上がっています。復刻版のロゴデカールや角パイプ接合部のラグを模したシルバーのペイントも丁度良い塩梅でした◎

今回はR8000ULTEGRAメインだったのでブラックパーツでまとめましたが、このフレームデザイン・カラーならシルバーパーツもバッチリ似合いそう◎シルバーパーツ+レザー系のサドルなんてのも面白いかもですね◎

ロードラインナップでは本モデルからテーパーヘッド・フルカーボンフォーク採用に。ブレーキング時やコーナリング時におけるフォークのたわみ/ブレを抑制しマシンの安定したコントロール性を向上させております。

シフト・リアブレーキのワイヤーはそれぞれフレーム内装に。シフトはダウンチューブを通って、BB裏から出るデザインの為極力ワイヤーの露出も抑えられていますね◎

今回はR8000ULTEGRAメインにホイールはFULCRUM　RACINGZEROの組み合わせ。実際に4～5か月程乗っていますが、カッチリと芯のある硬さのSCANDIUMフレームとRACINGZEROは分かりやすく相性◎。

場所柄、平坦メインのロングよりはヒルクライムが多かったですが、このフレーム本当によく進みます。もちろん、フルカーボンロードでまだまだ軽いのなんてザラにありますが、アルミフレームでここまで軽く・剛性あるってのは嬉しいですね。

ちなみにレーシングなアルミフレームと聞くと硬すぎるなんてイメージが強いかもしれませんが、肉薄のパイプとトップチューブ・シートステーの扁平のおかげで気になる嫌な硬さというのは正直あまり感じませんでした。

このフレームをチョイスするに当たって、アルミフレームというジャンルでしばらく探していましたが、スカンジウムによる高い走行性能+クラシックな出で立ちというのはやはりALANならではでしたね。

基本的に受注生産になるALANBIKES、気になる方は是非一度店頭へ！試乗車や日によっては今回の様なスタッフバイクも置いてたりしますので是非どうぞ～

～ALANBIKESについての過去のインプレはコチラからどうぞ～

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