【 RITCHEY / リッチー】”26インチMTB” を ”27.5インチホイール”へ。インチアップカスタムの巻

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こんにちわ！京都市内で営業しております「サイクルショップEIRIN丸太町店 & サイクルハテナ」です。

今日はコレ！

やっぱり楽しかったです！。古いビンテージMTBに現行のテクノロジーを落とし込む★

【 RITCHEY / リッチー P-20 】26インチMTB を 650Bホイール+アルファカスタムの巻

【 OMM LITE / BIKE 2018 】 TOKUSHIMA-KAIYO （at 徳島海陽町）に参加してきました！！

上記イベント参加に伴い（すごく楽しかったので皆様も次回開催は是非～～）、古いマウンテンバイクを巡行性能向上+アルファを目的に、各部のカスタムしましたのでご案内させて頂きます！

いやはや楽しいものですね～！　こういった古い自転車に新しい規格のパーツをインストール（進化したテクノロジーを落とし込む）、また違った新しい乗り物へ進化させるカスタム。

もちろんその工程に伴い新旧それぞれの互換性等を埋めていく必要性ありますが、それをクリアさせていくのもまた面白いものなのです！

新しい自転車へ乗り換える時は勿論この上なく嬉しいものですが、こういうカスタムってヤッパリそれとはまた違った楽しさ・嬉しさがありますネ！

今回使用した自転車は、ゲイリーフィッシャーやBREEZERお馴染みジョーブリーズなどと同じく、マウンテンバイク創生者のメンバーとしても名高いトム・リッチーのブランド、かの【 RITCHEY / リッチー】です。

そんなリッチーの1995年製（だったと思われます）P-20「PROJECT-20lb（ポンド）＊9.06ｋｇ！！の意味」現在のMADE IN TAIWAN製ではなく日本のTOYO!がOEM生産を請け負っていた頃のモデルとなり、画像にはありませんが、TANGE PRESTIGEステッカーがキラリと光る名モデルであります。

乗り味は、流石PANASONIC ORDERにも採用されるプレステージパイプ。（詳しくはコチラ）　

もちろんの事旧車につき乗り倒された経年数はあれど、”其れだからこそに生まれるしなやかで絶妙なウィップ感と高い路面衝撃吸収性”はツーリングにも使いやすく、いまだそのファンを魅了する名パイプです。

26インチHE規格⇒650B（27.5インチ）ホイールへサイズアップ

今回のカスタムポイントとして最も注目すべきなのがホイール部。

元々26インチHE規格の本フレームですが、27.5インチ（650B）ホイールにカスタムする事で、より高い高速の巡航性・走破性を目論んでおります。

使用したのは●PANARACER GRAVEL KING SK 27.5×1.9インチ（650ｘ48C）￥5191（税別）/￥5,710（税込）

このサイズで結果タイヤ外周700cｘ30Cほどの直径を持つ事により舗装路でも高い巡行性を保持し、且つ1.9インチ幅となり、グラベルや緩めのダートコースでも臆する事なくアプローチする事が可能となりました。ちなみに元々26×2.1幅クリアランスの本フレーム。フロントフォークとの隙間は10ｍｍ程。

またリムには、昨今ディスクブレーキ仕様リムがラインナップとして多い中、一本￥4000-（税別）/￥4,400（税込）と低価格ながらも、アイレット有・ダブルウォール仕様と安心感高い●ALEXRIMS EN24

＊バルブナットが変なところについてますね。皆様真似されませんように～。（笑）

ディスクブレーキ台座などない本フレーム（そもそもその規格がまだ一般化されておりませんでした頃のモデル、因みにヘッドは1”スレッド）。

ディスクブレーキなら関係ない事なのですが、今回は ”ホイールサイズが変わる＝ブレーキの位置が変わる”為、余儀なくブレーキキャリパーの交換を。

チョイスされたブレーキキャリパーは、●RIDEA FLV V-Brake Forging Long arm ￥3.840-（税別）。

ロングアームというネーミング通り、shimano製などの通常のVブレーキよりもパッド取付位置の上下可動域がよりワイドに設定されており、今回のようなホイールのサイズアップにはモッテコイ。

因みに、今回のようなリムブレーキにおけるインチアップカスタムならPAUL のモトブレーキを採用するという手もありましたが、ご予算の関係上こちらをチョイス。

しかしながら本ブレーキ、CNC加工されたその仕上がりの美しさに加え、肝心の制動力の高さも充分。正直価格以上の満足度でした。

続いては、フロントシングルシステム。そもそも触る部分も少ない＝チェーントラブル＝メンテナンスから解放されます昨今のトレンドでありましょう。因みにフロント38T-リア11-42Tの歯数で構成。

リアスプロケットは●SHIMANO CS-HG500-10 11-42T ￥3948（税別）、ディレーラーは●RD-M6000 SGS 10S ￥5868（税別）

2本のステムと一体型となる個性的なフォルムのハンドル、【 FAIRWEATHER / フェアウェザー】 b903 bullmoose bar (ブルムースバー)、

突き出し90mmのNITTOのUI-2ステムにバックスウィープ15度のフラットバーを装着した時を想定したデザイン。素材はタフなクロモリ製で溶接は熟練のNITTOの職人により丁寧に作られています

そしてグリップには、極上の握りやすさを持つERGONGP-1をチョイス。

しゃもじのような形となるエルゴノミック型グリップは、衝撃吸収性高く、ダートコースや激しい段差からの衝撃でも手首がグリン！っとなり難い、当店では定番中の定番カスタムパーツとなります。

我々にとって”手”というのは触覚として最もすぐれた部位。何かグリップが握り難い、痛い、とお考えの方は是非コチラをトライしてみて下さい！

ホイールの大径化をはじめ、パーツの構成が変わったことで、同じフレームであれども以前までのの乗り味とは明らか変化した今回のカスタム。

舗装路のヒルクライム～登りでも元々の仕様よりもスイスイ走れますし、ダートコースでも不安なく走行できておりました。

因みに今回参加させていただいたOMMのコース「チェックポイントは舗装路～緩めのトレイル～砂浜～砂利道（グラベル）」において、我々の中ではベストチョイスなバイクがコチラでしたね。

どんどん技術テクノロジーが進化してく中、もう乗らなくなった自転車や古い規格の自転車でも、工夫してカスタムしてやれば、こうやってまた新しい乗り物へブラッシュアップしていく事が出来るのも自転車の良いところだったりします。（出来る事出来ない事はありますが）

皆様も是非こういったカスタムにトライしてみてはいかがでしょうかー？

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京都大学　同志社大学に通われる為の通学用、また通勤用といった初心者向けのスポーツバイクをはじめ、長年中古スポーツサイクルの再生～販売もさせていただいており、国内で入手し難いマニアックなイタリア製バイクや、オーダーメイドなどの取り扱いも積極的に行っております。

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